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仙台で「全国和牛能力共進会」 全国の和牛集結、一般向け試食会も

「全国和牛能力共進会宮城大会」をアピールするマスコットキャラクター「牛政宗」。キャラクターデザインも名称も一般公募で決められた

「全国和牛能力共進会宮城大会」をアピールするマスコットキャラクター「牛政宗」。キャラクターデザインも名称も一般公募で決められた

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 仙台市内で9月7日から、「第11回全国和牛能力共進会宮城大会」が開催される。

「種牛の部」審査の様子

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 「全国和牛能力共進会(通称=全共)」は、全国の優秀な和牛を一堂に集め、改良の成果やその優秀性を競う全国大会。1966(昭和41)年に岡山県で初開催されて以降5年に一度開き、11回目を迎える今回は宮城が会場となる。

 雄牛・雌牛の体形の良さなど改良成果を月齢別に審査する「種牛の部」と、枝肉の状態で脂肪の入り具合などの肉質を審査する「肉牛の部」に分かれ、今年は過去最多となる513頭(種牛の部330頭、肉牛の部183頭)が出品。同大会実行委員会担当者は「優秀な成績を収めることで、その和牛ブランドの市場価値が全国的に高まるため、参加道府県にとっては、まさに威信を懸けた大会となる」と話す。

 会場は、種牛の部・イベント=夢メッセみやぎ(仙台市宮城野区港3)、肉牛の部(一般入場不可)=仙台市中央卸売市場食肉市場。宮城大会実行委員会では、期間中約39万人の来場を見込む。

 夢メッセみやぎのイベントエリアでは、全国24道県のブランド牛を無料で食べ比べできる試食会(10時~15時、11日は12時まで)、宮城の食材と仙台牛を使った新メニューの紹介、和牛や牛肉について学べる「べごっこミュージアム」と親子で遊べる「べごっこ広場」で構成する「和牛振興PR館」、県内各地域の観光や特産品を紹介する「宮城県PRエリア」、仙台黒毛和牛と県産野菜の「宮城県産牛肉BBQコーナー」(2人前4,000円、10時~16時ごろ、売り切れ次第終了)を展開する。

 イベントエリアの開場時間は8時30分~18時(最終日は13時30分まで)。9月11日まで。

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