仙台でゲーム音楽演奏会「MPのない音楽会VII」 テーマは「ライバル」

ゲームをモチーフにした舞台演出が特徴の「MPのない音楽会」。せがた三四郎も登場した昨年の様子

ゲームをモチーフにした舞台演出が特徴の「MPのない音楽会」。せがた三四郎も登場した昨年の様子

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 東北大学百周年記念会館「川内萩ホール」(仙台市青葉区川内)で1月29日、ゲーム音楽吹奏楽団「しかしMPがたりない」による定期演奏会「MPのない音楽会VII 好敵手(ライバルズ)」が開かれる。

「MPのない音楽会」演奏の様子

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 東北大学学友会吹奏楽部の有志により2006年、学内アンサンブルとして結成された同楽団。現在は演奏者と制作スタッフを含め、10~30代の約50人の団員で活動している。定期演奏会は2011年から毎年開催し、結成10周年記念演奏会となった昨年は723人が来場した。

 今回のテーマは「好敵手~ライバルズ~」。内容について、演奏会スタッフをまとめる同団の吉田大樹さんは「ゲームの主人公の前に立ちはだかるライバルたちの曲を多種多様取りそろえている」と話す。編成は、フルート、ピッコロ、クラリネット、サックス、ファゴット、バスクラリネット、トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバ、ピアノ、コントラバス、ギター、エレキベース、パーカッション、ボーカル。

 演奏曲目は、「リズム天国ザ・ベスト+メドレー」「シオカラ節(Splatoonより)」「我ら来たれり(ファイナルファンタジー零式より)」「ポケットモンスター ダイヤモンド・パールメドレー」など20曲以上。中でも聞きどころは「ライバルメドレー」で、「ポケットモンスター 赤・緑」をはじめとするさまざまなゲームのライバルキャラクターのテーマ曲やライバル戦のBGMを盛り込む。

 幕あいや演奏中に映像を使った芝居を交えるのも同演奏会の呼び物で、今年も例年以上に力を入れているという。団長の砂子田順さんは「10年たっても面白いアイデアは尽きないもの。今回のステージを皆さんにお見せできるのが団員一同楽しみ」と話し、来場を呼び掛ける。

 16時30分開場、17時開演。入場無料。定員は1230人。

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