宮城県沖地震の克明な記録をメディアテークで上映

地震で倒壊する住居=「1978年 宮城県沖地震の記録」フィルムより

地震で倒壊する住居=「1978年 宮城県沖地震の記録」フィルムより

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 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町2)で1月19日、20日の2日間、月例上映会が行われている。同上映会は国内外の優れた映像作品やスタジオ活動の成果、映像音響ライブラリーの収蔵資料などを紹介するメディアテークの定例事業。

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 今月は同館の教材ライブラリーの中から教育作品を特集する。プログラムaでは、1978年に東北地方で発生したマグニチュード7.4・震度5の大地震による被害を克明に記録した「1978年 宮城県沖地震の記録」(1978年/18分/カラー)と、昭和初期の人々の暮らしを流行歌とたばこ文化を交えてフィルムに収めた「たばこ・昭和史・心の歌」(1980年/45分/カラー)の2本を上映。プログラムbでは、CDが「レーザーレコード」と呼ばれていた70年代当時の最先端技術を解説した「ディジタルとアナログ」(1979年/16分/カラー)ほか2本を上映する。

 今回のプログラムについてメディアテークでは、「通常であれば学校や社会教育団体にしか貸し出せないフィルム。宮城県沖地震の記録のように地域資料として貴重なものや、当時の社会風俗を表した作品をあらためてご覧いただきたかった」と企画の意図を話す。

 20日の上映時間はプログラムaが18時~、プログラムbが19時~で各回入替制(定員180名)。開場は上映の15分前。入場無料。

せんだいメディアテーク

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