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仙台・上杉に「ごはん食堂 m table.」-継続した被災地支援を

店内の中央にある大テーブル。スタッフがパリに行った際、現地の人が相席で食事している姿が印象的で導入したという

店内の中央にある大テーブル。スタッフがパリに行った際、現地の人が相席で食事している姿が印象的で導入したという

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 仙台市青葉区上杉に「ごはん食堂 m table.(エムテーブル)」(仙台市青葉区上杉1、TEL 022-263-2155)がオープンして3カ月がたった。

野菜をふんだんに使った「m table.定食」

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 千葉県木更津市出身のオーナー・平野真樹さんが昨年12月に開いた同店。東日本大震災発生後、ボランティア団体を結成し東松島市を中心に復興支援活動を行ってきた平野さんが、「関わりのある生産者のカキやノリ、野菜をメニューに使った食堂を作る」ことで、継続した被災地支援を行おうと考えた。

 店舗面積は16坪。席数は、12人掛けの大テーブル1卓と2人掛けテーブル2卓の計16席。店内は白と木目を基調に、温かみのあるナチュラルな雰囲気が特徴。カウンターでは、女川町「小さな復興プロジェクト」が手掛ける「Onagawafish」、「Mi amas TOHOKU」の「ボーダーこけし」などの復興支援グッズや、七ヶ浜町「星のり店」のノリも販売する。

 「おいしく、楽しく、そして身体にやさしい第二の食卓」をコンセプトに、野菜を多く使ったメニューを提供。ランチタイムは「お昼ごはん」として、日替わりのおかずプレートとご飯・汁物がセットになった「m table.定食」(930円)を提供。献立例は「豚肉と新じゃがの和風バルサミコソテー」「ちぢみ雪菜ときのこのオムレツ」「セロリのアジアンサラダ」「豆腐のわさび漬けあえ」など。おかずとご飯を詰めた「日替わりお弁当」(670円)でテークアウトにも対応する。

 14時以降は「おやつ」時間として、「ドリップコーヒー m table.ブレンド」(500円)、自家製ジンジャーシロップを使った「ジンジャーエール」(410円)、「ジンジャーハニーティー」(510円)など10種類のドリンクを提供。キャラメルピーナツ、シナモンレーズン、抹茶あずきなどの「手作りマフィン」(120円~)も日替わりで2~3種類用意する。

 客の要望に応える形で「夜ごはん」も水曜限定で始めた。野菜や果物をふんだんに使ったカレー(930円)のほか、おばんざい4~5種類を用意。自然派ワインやビール、ノンアルコールカクテルなども提供する。

 近隣で働く女性を中心に男性客も多く訪れる。今後は、生産者による講演会や食材を作る現場の見学ツアー、料理教室などを計画しているという。

 営業時間は、お昼ごはん=11時30分~15時、おやつ=14時~17時、夜ごはん(水曜のみ)=18時~21時。日曜・祝日定休。

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