仙台市青葉区の壱弐参（いろは）横丁に缶詰バー「mr.kanso（ミスターカンソ）」仙台店（仙台市青葉区一番町2、TEL 090-2840-9940）がオープンして3カ月がたった。

店内の棚に並ぶ230種類の缶詰

　「缶詰とお酒が楽しめるお店」をコンセプトに2002年、大阪に1号店をオープンし、現在全国34店舗を展開する同店。仙台店はFC店舗として今年7月に出店。店舗面積は4坪で、席数は11席。

　店内壁際に置かれた棚から缶詰を自由に選べるのが特徴。魚介類・肉製品・サラダ・スープ・カレー・パン・ご飯・珍味・デザート・フルーツなど、国内の商品を中心に常時約230種類をそろえる。基本はそのままで、物により温めて提供する。価格は200円～2,000円。

　「だし巻き」「たこ焼き」「辛缶激辛カレー」（以上、550円）などのオリジナル缶詰や、「ポテトツナサラダ」（350円）、「マッシュルームのアヒージョ（ガーリック仕立て）」（500円）などが「人気」。食べて気に入った缶詰を土産用に購入して持ち帰る客も多いという。アルコールメニューは、ビール・ワイン・焼酎・梅酒・日本酒・ウイスキー・カクテル・サワーなど（350円～）。

　客単価は1,700円。客層は男性6割・女性4割で、22時までは30～50代後半、22時以降は20～30代後半の利用が多いという。「小さな店なので混雑している時もあるが、1席でも空いていたら遠慮なく入ってきてもらえれば」と仙台店店主の菅野光市さん。「お気に入りの缶詰と酒で楽しい時間を過ごしてほしい」とも。

　営業時間は17時～翌3時。日曜定休（翌月曜が祝日の場合は月曜）。