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東北楽天、「Kスタ」で優勝セレモニー-地元ファン2万人と喜び分かち合う

本拠地・Kスタに凱旋し、笑顔でファンの声援に応える田中将大投手

本拠地・Kスタに凱旋し、笑顔でファンの声援に応える田中将大投手

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 東北楽天ゴールデンイーグルスが10月3日、本拠地「日本製紙クリネックススタジアム宮城」(仙台市宮城野区宮城野2)で2万2254人の地元ファンを前にパ・リーグ優勝後初の凱旋(がいせん)試合を行った。

始球式に登板したGMT5「小野寺ちゃん」

 「がんばろう東北デー」として行われた同ゲーム。試合前にはスタジアム正面広場ステージで仙台出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンと、東北ゆかりのタレント、アーティストによるトークショーやライブを実施。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でアイドルグループ「GMT5」の小野寺薫子役を演じた優希美青さんや、挿入歌「暦の上ではディセンバー」に歌唱参加したベイビーレイズも登場し会場を沸かせた。

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 始球式では優希さんがグラウンドに登場。マウンドから投じた球はワンバウンドで嶋基宏捕手のミットに収まった。「地元・福島のある東北の地でこのような経験ができて本当にうれしい。私がオーディションを受けるきっかけとなった、『東北を元気にしたい』という思いが伝わっていればうれしい」(優希さん)。4回表終了後にはスタジアムの特大スクリーンで能年玲奈さんのメッセージも上映された。

 試合後は監督、コーチ、選手がマウンド前に整列し、パ・リーグ優勝セレモニーを実施。日本野球機構の加藤良三コミッショナーが星野仙一監督にペナント、キャプテン・松井稼頭央選手に優勝旗、鉄平選手と田中将大投手にトロフィーを授与。嶋捕手を中心に勝利のポーズ「Burn(バーン)!」を大観衆と共に叫び、選手たちがグラウンドを一周。ファンは祝福の言葉を掛けながら白い紙テープをグラウンドに投げ入れ、喜びを分かち合った。

 セレモニーで星野監督は「震災以来、いろいろな意味でわれわれは何かを背負って闘ってきた。少しでも皆さんの勇気になれば、癒やしになればと、選手は必死になって皆さんと共に闘ってきた」と振り返り、「その結果、皆さんとこうして(優勝を)迎えることができ、皆さんの心に9年間の悔しい思いを一気に吹き飛ばしてくれた」と選手たちをたたえた。「本当はここで胴上げしたかった」とも話し、「まだまだクライマックスがある。日本シリーズに勝って、またみんなと会いたい。しっかりと叱咤(しった)激励してください」とファンに呼び掛けた。

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