名鉄都市開発(名古屋市)が10月13日、仙台市青葉区一番町2丁目にあるオフィスビル「名鉄仙台南町通ビル」の建設工事に着手したことを発表した。
同社が仙台エリアで開発事業を手がけるのは今回が初めて。建設地は南町通沿いで、JR・地下鉄仙台駅から徒歩約6分、地下鉄東西線青葉通一番町駅から徒歩約4分の場所。建物は鉄骨造り地上8階建てで、敷地面積は約715平方メートル、延べ床面積は約4716平方メートル。設計は久米設計、施工は松井建設が担当する。
南町通に面した外壁は、仙台の伝統的な絹織物「仙臺(せんだい)平」のはかま地をモチーフにデザイン。建物内には入居者が利用できる共用テラスと、最上階のオフィス専用のテラスを設ける。新耐震基準の1.25倍以上の耐力を持つ構造を採用し、非常時に各階へ24時間電力を供給できる発電装置を備える。
名古屋鉄道グループは、連結子会社の宮城交通をはじめ、仙台エリアに営業拠点や関連会社を展開する。名鉄都市開発は今回の開発を機に、同エリアでオフィスや商業施設などの不動産開発を積極的に進める方針。
完成は2028年1月末を予定する。