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若手写真家の登竜門「写真新世紀」-せんだいメディアテークで仙台展

「写真新世紀」2012年度グランプリ・原田要介さんの「世界するもの」

「写真新世紀」2012年度グランプリ・原田要介さんの「世界するもの」

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 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町、TEL 022-713-3171)で5月24日から、「写真新世紀 仙台展 2013」が開かれる。

青山裕企さん「トウホクの、ソラリーマン」

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 「写真新世紀」は、新人写真家の発掘・育成・支援を目的にキヤノン(東京都大田区)が1991年から行っている公募コンテスト。大森克己さん、蜷川実花さん、ヒロミックスさんなど、現在国内外の第一線で活躍する写真家を多数輩出し、若手写真家の登竜門としても知られている。2012年度は1325人が応募した。

 昨年11月に東京都写真美術館(東京都目黒区)で開催され好評を博した「写真新世紀 東京展 2012」の内容を再現・再構成。2012年度グランプリ受賞者・原田要介さんの作品「世界するもの」をはじめ、優秀賞を受賞した柿田真吾さんの「forever acid」、吉楽洋平さんの「BIRDS」、長谷波ロビンさんの「THE JAPANESE BEACH -SUMA-」、浜中悠樹さんの「樹々万葉」と、佳作受賞者20人の受賞作品を展示する。

 2011年度のグランプリ受賞者・赤鹿麻耶さんの個展「電!光!石!火!」と、歴代受賞者3人による復興支援特別展も併催。出展者は青山裕企さん(2007年・優秀賞)「トウホクの、ソラリーマン」、滝口浩史さん(2004年・準グランプリ)「The Last Shapes Of Never」、西郡友典さん(2001年・優秀賞)「青い空の日に」。「3人がそれぞれのテーマで東北を見つめ撮った作品展。東日本大震災で被災された地域へエールを送るとともに、写真文化の発展に貢献できれば」と同社担当者。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。6月12日まで。1日には青山裕企さんによるワークショップ「跳ばずいられないっ!ホップ!ステップ!ジャンプ!」を実施。定員は先着20人で、事前申し込みが必要。8日には、原田さん、赤鹿さん、青山さんら5人を迎えてアーティスト・トークを行う。いずれも無料。

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