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仙台に「マルシェ居酒屋 夜市」―「市場のような居酒屋」をコンセプトに

「マルシェ居酒屋 夜市」店内。「男性も入りやすく、居酒屋よりはちょっとおしゃれな雰囲気の店にしたい」

「マルシェ居酒屋 夜市」店内。「男性も入りやすく、居酒屋よりはちょっとおしゃれな雰囲気の店にしたい」

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 仙台市青葉区に8月30日、「マルシェ居酒屋 夜市(よるいち)」(仙台市青葉区一番町3、022-797-0671)がオープンした。場所はラベルヴィビル4階。

並んだ総菜を客が皿に取り分ける「夜の市場の前菜」

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 虎屋横丁のレストランバー「Petit Prix(プチプリ)」の姉妹店となる同店。「仙台にないようなスタイルの店を作りたい」(店長の伊藤秀也さん)と、「市場のような居酒屋」をコンセプトに開いた。店舗面積は40坪で、席数はカウンター・テーブル合わせて80席。個室やテラス席も用意する。

 フードメニューは、八百屋(野菜料理)・魚屋(魚料理)・肉屋(肉料理)・総菜屋(つまみ・一品料理)・飯(ご飯もの)・お菓子屋(スイーツ)と、各ジャンルを店のように見立て、常時約60種類を提供。ラインアップは、トウモロコシを串刺しにして揚げた「とうもろこし空揚げ」(500円)、カットや盛り付け方にも一工夫加えた「人気No.1いろいろ野菜のバーニャカウダ」(980円)、白飯の上にカラスミをかけた「極上カラスミご飯」(700円)、客がストップを掛けるまでシラスを盛り付ける「名物シラスたっぷりペペロンチーノ」(980円)など。

 中でも、同店「一番のおすすめ」は「夜の市場の前菜」(400円)。カウンターに並んだ総菜を客が自分で皿に取り分けるもので、来店するほとんどの客が注文するという人気メニュー。「自家製塩辛」「里芋のひき肉煮」「彩り野菜のテリーヌ」「甘鯛のグラタン」「豚肉のごまクリームあえ」「鶏肉のロースト バルサミコソース」など、日替わりで約10種類を用意する。1皿1回のみだが、「たくさんの種類を取っても、山盛りに盛り付けてもOK。市場で買い物をするように選んでもらえれば」と伊藤さん。

 ドリンクは、ビール・ワイン・焼酎・マッコリ・サワー・日本酒・梅酒・ハイボール・カクテルなど100種類以上。ボトルワイン(2,000円~)も赤・白・スパークリング合わせて常時30種類を用意する。

 客単価は3,200円。ターゲットは20代後半~30代前半で、女性客を中心に近隣のOLなどが多く、今後は男性の集客も伸ばしていきたいという。伊藤さんは「気取らずリーズナブルに食事と酒が楽しめて、ワイワイガヤガヤと人が集うような店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~翌1時(日曜は24時まで)。

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