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仙台・国分町に全品原価提供の居酒屋-フード50円、ドリンク60円から

和風で落ち着いた雰囲気の店内。連日、20~70代と幅広い層でにぎわう

和風で落ち着いた雰囲気の店内。連日、20~70代と幅広い層でにぎわう

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 仙台・国分町に全メニューを原価で提供する居酒屋「仙台原価市場」(仙台市青葉区国分町2、TEL 022-224-0469)がオープンして1カ月がたった。場所は「ホテルリッチフィールド仙台」斜め向かいの「阿部フォートビル」2階。

カウンター席の様子

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 市内のすし店や居酒屋で約20年間勤めた同店オーナーの三塚晴紀さん。これまでの経験を生かして「おいしいものを安い値段で提供し、たくさんのお客さまに喜んで楽しんでもらいたい」と、6月1日に同店を開いた。

 入店時に2時間=1,000円・3時間=1,500円の入場料を取り、メニューは全て原価で提供する。店舗面積は14.5坪で、席数はテーブル・カウンター計26席。

 ドリンクメニューは、生ビール(200円~)、日本酒(1合170円~)、ワイン(グラス90円~)、ハイボール(70円~)、焼酎(70円~)、果実酒(60円~)、ソフトドリンク(30円~)など、約100種類。日本酒は宮城の地酒を約20種類そろえる。

 フードは、刺し身・サラダ・一品料理・炭火焼・焼き物・ご飯物・デザートなど約80種類を50円~800円で提供。メニュー例は「焼き鳥」(1本50円)、「だし巻き卵」(130円)、「ホヤの塩辛」(180円)、「自慢の一口空揚げ」(190円)、「にぎりずし」(5貫410円)。「笹かま焼き」(4枚170円)、「蔵王クリームチーズ」(180円)、「定義山三角あぶら揚げネギみそはさみ焼き」(250円)、「仙台名物牛たん焼き」(580円)など、宮城ならではのメニューも用意。中でも「一番人気」は、東北・宮城の旬の魚を中心にした「刺し身盛り」(1人前280円)。

 客単価は2,500円~2,700円。オープンから1カ月がたち、20~70代と幅広い層が利用。早めの時間帯は50代以上、19時からは会社員やOL、21時ごろは若い層、22時以降は同業者と、時間帯によって客層が変わるという。満席になることも多く。「来店の際には予約いただければ」と三塚さん。「お客さまも店のスタッフも業者さんも、店に関わる全ての方が楽しく幸せになれる店を目指したい」と意気込む。

 営業時間は17時~翌3時。

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