仙台の古道具店で「やかん展」-店主が収集したやかんを展示販売

仙台の古道具店「紫山」で開かれている「やかん・ヤカン・薬缶展」。小野さんが半年かけて集めたやかんたちが並ぶ

仙台の古道具店「紫山」で開かれている「やかん・ヤカン・薬缶展」。小野さんが半年かけて集めたやかんたちが並ぶ

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 仙台市青葉区の古道具店「紫山(しざん)」(仙台市青葉区立町6、TEL 022-215-5378)で1月22日、企画展「やかん・ヤカン・薬缶展」が始まった。

個性いろいろのやかんたち

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 同店は2004年、オーナーの小野宏之さんが「誰かが大事にしてきた古いものを、次に大切にしてくれる誰かへ橋渡しすること」をコンセプトにオープン。店舗面積は7.5坪で、店内には小野さんが収集したさまざまな国・年代の食器、什器、家具などの古道具と、アンティークの素材で作ったオリジナルアクセサリーなどが並ぶ。

 同展は、店内の一部を利用した「勝手気ままな企画展」の第1弾。今回は「冬」から連想して「やかん」をテーマにした。展示・販売するのは、40~50年前の日本製・フランス製を中心とするホーローや銅、スズ素材のアンティークやかん16個。小野さんが「知り合いに薦められた『やかんの本』との出会いをきっかけに半年かけて集めたもの」で、価格は4,500円~1万4,000円。

 開催初日からアンティークファンや常連客が訪れ、オープン後2時間で3つが「嫁入りした」という。「古いアラジンストーブの上に置いてちょうど良い大きさのものばかりを用意した。やかんが欲しくて探している方にも、そうでない方にもご来店いただき、デザインや色・素材によって異なるやかんの面白さを見ていただければ」と話す。

 開催時間は12時~20時(土曜・日曜は19時30分まで)。木曜定休。今月31日まで。

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