仙台駅に「空きロッカー」情報システム-利用状況をリアルタイム表示

「空きロッカー情報システム」が導入された仙台駅西口の「Suicaロッカー」

「空きロッカー情報システム」が導入された仙台駅西口の「Suicaロッカー」

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 東日本旅客鉄道仙台支社(仙台市青葉区五橋1)は9月16日、仙台駅西口に設置している「Suicaロッカー」に「空きロッカー情報システム」を導入した。

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 同ロッカーはSuicaを鍵として使用し、支払いもできるキーレス&キャッシュレス対応のコインロッカー。同システムは「Suicaロッカー」をネットワーク化し、利用者がロッカーの利用状況をリアルタイムで確認できるもの。「仙台駅にはさまざまな場所にコインロッカーが点在しているため、『空きロッカーを探すのに不便だ』という利用者の声が多かった」(同社担当者)ことから、状況改善のため同社とアルファロッカーシステム(神奈川県横浜市)が開発。今回、導入に踏み切った。

 対象となるコインロッカーは仙台駅西口1階~3階の16カ所約1,000口。ロッカーに設置されたタッチパネル画面で「空きロッカー情報」を選択すると、現在位置と対象ロッカーの利用状況が表示される。2階総合案内所脇にもコインロッカー案内板を新設し、大型モニターで空き情報を常時表示する。

 「国内で初めて導入されるシステム。空きロッカーを探すための移動が最小限で済み、手荷物が預けやすくなる」と同担当者。「シンプルなシステムで文字は大きく、音声も聞き取りやすくなっているのでお年寄りの方にもご利用いただければ」と呼びかける。

 「Suicaロッカー」の使用料金は小型300円(当日利用)。

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