メディアテークで「仙台短篇映画祭」始まる-殺陣のワークショップも

ワークショップ「ダテな殺陣!」で指導を受ける参加者たち-メディアテーク1階オープンスクエアで

ワークショップ「ダテな殺陣!」で指導を受ける参加者たち-メディアテーク1階オープンスクエアで

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 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町)で9月19日から、「ショートピース!仙台短篇映画祭」が始まった。

「魂刀流志伎会」の殺陣パフォーマンス

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 「仙台ではスクリーンで上映される機会の少ない『短篇映画』を多くの人たちに観てもらいたい」との思いから、2001年に初めて開催された同イベント。9年目を迎えた今年は、「映画の学校」をテーマに13のプログラムを展開する。主なプログラムは、バリアフリー上映「岩井俊二初期短篇特集」、アニメーション映画の魅力と今を語る「僕らのアニメ~『時をかける少女』からみるアニメの魅力~」、同映画祭の一つの柱でもある公募作品上映プログラム「新しい才能に出会う」など。同館7階のスタジオシアターで行う上映プログラムのほかに、7階フロアと1階のオープンスクエアでも関連展示やワークショップ、交流会などを開く。

 開催初日には、関東を中心に活動する殺陣パフォーマンス集団「魂刀流志伎会」を講師に迎えてワークショップ「ダテな殺陣!」が行われた。参加したのは仙台で活動する劇団員9人。まずは講師によるパフォーマンスの実演を見た後、実際に刀の持ち方や構え、立ち回りの指導を受け、最後に受講の成果を観客の前で披露した。同実行委員の鈴木明さんは「殺陣を実際に間近で見られる機会はあまりないので、動く楽しみや表現する楽しみを知ってもらい、映像や映画をまた違う視点から感じ取ってもらえれば」と話した。

 期間中の動員目標は1,500人。同実行委員長の菅原睦子さんは「今年は10~40代を中心に、例年よりも幅広い方が来場していただいてうれしく思う。従来の枠組みにとらわれないさまざまな試みを行っているので、いろんな角度から映画に触れていただき、映画祭を楽しんでいただければ」と話す。

 開館時間は10~21時。22日まで。上映プログラムの入場料は1,000円(小学生以下は800円)。

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