仙台のカフェで写真家集団がグループ展-4人の「色」を表現

「CTU-SENDAI」のメンバー4人。会場の「楓屋カフェ&ギャラリー」で(写真提供=CTU-SENDAI)

「CTU-SENDAI」のメンバー4人。会場の「楓屋カフェ&ギャラリー」で(写真提供=CTU-SENDAI)

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 仙台の写真家集団「CTU-SENDAI」が8月30日から、仙台市泉区の「楓屋カフェ&ギャラリー」(仙台市泉区長命ヶ丘2、TEL 022-777-5201)で写真展「C ~4人 no 何色?~」を開いている。

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 同グループは、市内で活動するプロカメラマンとアマチュア写真愛好家の4人組。仙台のライブハウス「パークスクエア」(青葉区本町3)で開催された「パークスクエア・ロック写真展」での出会いがきっかけで意気投合し、今年6月に同グループを結成した。

 初めて行う展示のテーマは「色」。4人が青、緑、オレンジ、ピンクの各色を担当し、色のイメージから連想する被写体を撮影。直前まで準備に追われたが、「まずは自分たちが楽しもう」とにぎやかに作業を進め、展示初日にこぎ着けた。展示では会場のカフェに4人の作品を2点ずつ展示するほか、それぞれのポートフォリオも置く。

 メンバーの一人でプロカメラマンの坂上命さんは「アマチュアの2人の思いもつかない発想や写真に取り組む姿を見て、忘れかけていたことに気付くきっかけになった」と話す。同じくプロカメラマンの松橋隆樹さんは「個展とも公募して行う写真展とも違う、4人で一つの作品を作り上げているような新鮮な感覚だった」と振り返る。

 今後も定期的に写真展を開催予定で、ネット上での作品公開も行っていくという。4人は互いの関係性について、「張り切ってやっている人もいれば、いい意味で適当な人や、ほかのメンバーが気付かないところをフォローしてくれる人もいる。素人の発想とプロの技術が互いにとっての刺激にもなる」と話す。展示のテーマ同様、4人の異なるカラーがグループにとって「良いバランスになっている」と笑顔を見せる。

 営業時間は12時~20時。9月12日まで。

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