仙台・クリスロード商店街の路地にワインビストロ「ル シャンピニョン」（仙台市青葉区中央2、TEL 022-266-9677）がオープンして1カ月がたった。場所は「大友ビル」2階。

「国産牛内もも肉のローストビーフ アンデスの岩塩で」

　仙台駅東口の「ビストロ カンパーニュ」と「カンティーヌ ルポゼ」の姉妹店として「オルジ ド リュミエール」（宮城野区榴岡2）が開いた同店。「肩肘の張らない空間で、レストランクオリティーのフレンチを楽しんでもらいたい」と店長兼料理長の高橋正志さん。店舗面積は約18坪で、席数はカウンター4席・テーブル22席。

　宮城・東北の野菜・肉・魚介類を中心に使用した、前菜・肉料理・魚料理・パスタ・デザートなど約50種類を提供。メニュー例は、「国産牛内もも肉のローストビーフ アンデスの岩塩で」（1,500円）、「帆立貝のグリエとオマール海老とずわい蟹のセルクル仕立て 2種のソースで」（1,250円）、「豚セルヴェルと自家製ロースハムとホウレンソウのキッシュ」（780円）、「ほろほろ鳥と仔牛のブータン・ブラン」（880円）、「オルジ定番！ずわい蟹とフレッシュトマトのクリームパスタ」（1,100円）など。不定期で入れ替えを行う。

　ドリンクは各国のワインをメーンに、ビール・カクテルを用意。ボトルワイン（3,000円～）はグランドメニューで赤・白・スパークリング合わせて常時約30種類、グラスワイン（600円～）は赤・白・スパークリング合わせて7種類。ワインを使ったカクテル（700円～）も15種類と豊富にそろえる。

　客単価は、ランチ＝800円前後、ディナー＝4,000円。メーンターゲットは30代後半の女性に据えるが、20代後半～50代と幅広い層が利用しているという。高橋さんは「今まで食べたことのない食材や料理が味わえるようなお店を目指している。ぜひ、フランスの情緒を感じに来ていただければ」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～14時30分、ディナー＝17時30分～23時30分。日曜定休（祝日の場合は営業）。