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仙台駅西口1階に新たな飲食店ゾーン 10店出店、北側への通り抜けも可能に

「tekute dining」イメージ(写真提供=JR東日本東北本部)

「tekute dining」イメージ(写真提供=JR東日本東北本部)

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 JR仙台駅西口1階の商業施設「tekute(てくて)せんだい」北側に3月28日、飲食店ゾーン「tekute dining(てくてダイニング)」がオープンする。

仙台駅側メインエントランスイメージ

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 「tekute」は、JR東日本東北総合サービスが展開する駅構内や駅近接の商業施設。「tekuteせんだい」は2021年5月、それまで営業していた「Dila(ディラ)仙台」を大幅に刷新してオープンした。昨年3月には、駅舎内を通り抜ける通路を整備して駅の利便性・回遊性の向上を図ることを目的に、駅のバックヤードとして使っていた施設北側部分の500平方メートルを商業エリアとして開発し、増床した。

 開発場所は、2021年11月まで荷さばきスペースや駅施設として利用していた約1100平方メートル。JR東日本東北総合サービス営業部担当者によると、荷さばき機能を東口に移転したことで活用が可能になったという。

 東北に焦点を当てた10店が出店する。同担当者は「駅の敷地内という立地で電車の時間ぎりぎりまで過ごせる飲食店ゾーンで、かつ東北の中心である仙台という土地から、食を通して東北各県に興味を持ち、新たな魅力を発見してもらえたら」と話す。

 テナントは、「炭火焼鳥 肉のいとう」「すし 八松」、青森郷土料理専門店「青森屋がほんず」「とんかつと豚肉料理 平田牧場」「(仮)鉄板じんぎすかん 遠野食肉センター」「伊達(だて)な居酒屋 山の猿」、国産ワイン・国産ウイスキー・和食バル「WARAYAKI bistro W」「スパゲッティ トレンタ」、中華系居酒屋「ミヤギノ純米酒センター シマウマ酒店」、甘酒・どぶろく醸造所「SENDAI STATION BREWERY Fermenteria(ファーメンテリア)」。

 新ゾーンのオープンにより、駅周辺の回遊性も向上する。これまで仙台駅西口1階から北側の花京院方面には、大きく迂回(うかい)するか2階のペデストリアンデッキに上る必要があったが、tekuteせんだいを通り抜けて向かえるようになる。

 営業時間は11時~23時。通行可能時間は7時~23時。

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