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仙台駅前の商業施設で「レゴブロック」で作った世界遺産展 19カ国の31作品

メイン会場となる仙台パルコの展示

メイン会場となる仙台パルコの展示

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 レゴブロックで作った世界遺産を集めたチャリティーアート展「PIECE OF PEACE『レゴブロック』で作った世界遺産展 PART-4」が6月25日、仙台パルコ(仙台市青葉区中央1、TEL 022-774-8000)本館などで始まった。

レゴブロックで作った無形文化遺産モデル「なまはげ」

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 ユネスコ世界遺産活動のテーマ「未来に引き継ぐたからもの。世界遺産も!身近なものも!」を楽しみながら感じてもらうことを目指して始まったチャリティープロジェクト。2003(平成15)年から国内とアジア各地で開催され、これまで約300万人を動員している。

 仙台パルコでの開催は2008(平成20)年、2013(平成25)年に続き3回目。本館6階のスペース6と特設会場をメイン会場、アエル(同)4階特設会場とエスパル仙台(同)本館3階エスカレーター横をサテライト会場として用意。レゴブロックで再現した世界19カ国の世界遺産31作品をメインに展示する。

 メイン会場では、「パリのセーヌ河岸(ノートルダム大聖堂/エッフェル塔)」(フランス)、「アントニ・ガウディの作品群(サグラダファミリア)」(スペイン)、「ウィーン歴史地区(シュテファン大聖堂)」(オーストリア)、「ラパ・ヌイ国立公園(モアイ像)」(チリ)、「ヴィクトリアの滝」(ジンバブエ・ザンビア)、「グレート・バリア・リーフ」(オーストラリア)、「インドの山岳鉄道群」(インド)、「アンコール(ナーガ・シンハ像)」(カンボジア)、「四川ジャイアントパンダ保護区群」(中国)、「厳島神社」「白川郷・五箇山の合掌造り集落」(以上、日本)などを展示。

 レゴブロックで作った無形文化遺産モデル作品を展示する「日本ユネスコ協会連盟『世界遺産活動』」や、2011(平成23)年の世界遺産登録から10周年を迎える岩手・平泉の世界遺産「平泉・仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」、2021年の世界遺産登録を目指す「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」などを紹介するコーナーも用意する。スペース6入り口には、レゴ製品を販売する「CHARITY SHOP」も用意する。

 仙台パルコ担当者は「半数以上の作品が仙台初お披露目作品。なかなか遠くへ旅行がしにくい世情だが、ちょっとしたプチ世界旅行気分が味わえる。会場内は撮影もOKなので、旅行気分で仙台パルコへお越しいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~21時(入場は閉場30分前まで、最終日は17時閉場)。入場料は、大人=600円、小学生=300円、小学生未満無料。サテライト会場は入場無料。7月25日まで。入場料とグッズ売り上げの一部は日本ユネスコ協会連盟が行う世界遺産活動へ寄付される。

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