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仙台・晩翠通に米粉のパンケーキバーガー専門店 県産食材の消費拡大狙う

仙台牛と豚肉、タマネギを使い、つなぎに米粉と卵を使ったハンバーグと、宮城県産のグリーンカール、トマト、アーリーレッドを米粉のパンケーキで挟んだ「仙台牛ハンバーグバーガー」(Mサイズ)

仙台牛と豚肉、タマネギを使い、つなぎに米粉と卵を使ったハンバーグと、宮城県産のグリーンカール、トマト、アーリーレッドを米粉のパンケーキで挟んだ「仙台牛ハンバーグバーガー」(Mサイズ)

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 宮城県産の食材を使ったパンケーキバーガー専門店「TUYAPAN-BURGER(つやぱんバーガー)-E」(TEL 022-266-3145)がドン・キホーテ晩翠通り店(仙台市青葉区立町)1階にオープンして2カ月がたった。

ドン・キホーテ晩翠通り店1階の「TUYAPAN-BURGER-E」

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 運営は、仙台市内でフレンチ居酒屋「ranpu(ランプ)」を経営するフラクタル・クリエイト(青葉区錦町1)。登米産「ひとめぼれ」の米粉、竹鶏ファーム(白石市)の「竹鶏たまご」、国産豆乳、みりん、塩を使ったグルテンフリーのオリジナルパンケーキをバンズに使い、仙台牛や蔵王町の銘柄豚「JAPAN X」、県産養殖ギンザケブランド「みやぎサーモン」ほか、県産の野菜や果物を具材として挟むのが特徴。

 昨年11月~今年3月のエスパル仙台での催事を経て、今年3月26日にイートインコーナーを備えた「TUYAPAN -BURGER-D」を仙台ロフト(青葉区中央1)8階にオープン。常設2店舗目として、4月16日にテークアウト専門の「TUYAPAN-BURGER-E」をオープンした。

 祖母が元コメ農家というフラクタル・クリエイト社長の小埜寺喬さんは、コメの需要が落ちている現状を知り、「宮城の大事な食材であり宝物であるコメを大事にしたい。コメ離れが進む若い世代の人たちにコメを食べてもらいたい」との思いがあったという。ランプで提供していた人気メニュー「つやつやのパンケーキ」の原材料を小麦粉から米粉に変えてアレンジし、「県産の野菜や肉や魚も使えるものにしたい」と具材を挟んだパンケーキバーガーを思い付いた。

 メニューは、「チキンステーキバーガー」「ポークステーキバーガー」「サーモンバーガー」「アジフライバーガー」(以上、M=680円、L=980円)、「仙台牛ハンバーグバーガー」(同780円、同1,080円)、「仙台牛ステーキバーガー」(同980円、同1,480円)、旬の野菜や魚介を使った季節メニューなど総菜系を約40種類そろえる。「ピスタチオあん」「キャラメルあん」「レアチーズあん」「ショコラあん」(以上、同480円、同680円)などデザート系の「和風どるちぇバーガー」12種類も提供。ステーキやポテトなどのサイドメニュー、ソフトドリンクやアルコールなどのドリンクも用意する。

 客単価は1,600円。20~40代を中心に、リピーターやデリバリー利用も多いという。小埜寺さんは「宮城には誇れる食材がたくさんある。自信を持って打ち出して、消費につなげていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~翌2時。各種フードデリバリーサービスにも対応する。

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