親子カフェ「Mame Fuku」、主婦らに評判-店内にキッズスペースや授乳室

「Mame Fuku」店内。木目を貴重とした落ち着いた雰囲気で、アンティークのテーブルやカリモク60のいすが並ぶ

「Mame Fuku」店内。木目を貴重とした落ち着いた雰囲気で、アンティークのテーブルやカリモク60のいすが並ぶ

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 今年7月にオープンした親子カフェ「Mame Fuku(マメフク)」(仙台市青葉区木町通2、TEL 022-765-9960)が、小さな子どもを持つ主婦の間で評判を集めている。

店内中央に設けられたキッズスペース

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 「子どもが騒いだり泣いたりするのは当たり前のことだが、店やほかのお客さんに迷惑をかけてしまうのではないかと心配して行けるところが限られてしまう」と話すのは、オーナーの赤間章裕さん。自身に子どもが生まれて以降、外での食事やお茶の機会が少なくなった経験から、「子ども連れの方の使い勝手をとことん考えた店を作りたい」と同店を開いた。

 店舗面積は27坪で、席数は15席。店内中央にはキッズスペースを設け、滑り台や木製の玩具を設置。子どもの動きが見渡せるように仕切りは低く、「ハイハイの赤ちゃんが床に手をついても安心できるように」と店内は土足禁止にした。授乳室やおむつ替え用のベッドも用意。

 メニューは「豆腐のレアチーズ」(400円)、「ベイクドチーズケーキ」(400円)、乳製品アレルギーの子どもにも安心な「果実の豆乳プリン」(400円)など。ランチ時はワンプレート「本日のランチ」(800円)と、子ども用の「ミニプレート」(500円)を提供。

 ドリンクメニューは、仙台の珈琲専門店「Cafe de Ryuban」の豆を使用した中煎りコーヒー(600円)、スウェーデン「北欧紅茶」の茶葉を使用したセーデル・ブレンド(600円)、「皇帝的四喜茶」を使用したジャパニーズ・ライム(700円)など。100%ジュース(各500円)には、子ども用サイズ(各300円)も用意する。

 客単価は1,000円。平日には子ども連れの「ママ友達」、休日には父親を交えた家族の利用が多いという。赤間さんは「子育ては楽しいが大変なことも多いので、少しでもリフレッシュしてもらえれば」と話し、「今後はベビーマッサージの教室や読み聞かせなども行っていきたい」と意欲をみせる。

 営業時間は10時~19時。利用料金は、子ども(0歳~6歳)1人につき1時間200円、以後30分ごとに100円。子ども用メニューを注文すると無料になる。

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