仙台市天文台で「天文台まつり」-開台60周年記念セレモニーも

前回の「天文台まつり」で行われたワークショップの様子

前回の「天文台まつり」で行われたワークショップの様子

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 仙台市天文台(仙台市青葉区錦ケ丘9、TEL 022-391-1300)で1月31日・2月1日、「天文台まつり」が開かれる。

仙台市天文台「天文台まつり」チラシ

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 仙台市民や有志による寄付をきっかけに1955(昭和30)年、青葉区の桜ヶ丘公園(西公園)に開設した同施設。建物の老巧化や観測環境の悪化が進んだため、2008年に現在地へ移転した。開台60周年を迎えた今年、記念事業の一環として開台記念日の2月1日を「仙台市天文台の日」として日本記念日協会に申請し、認定された。

 市民への感謝を込めて実施する同イベント。2013年に開催された前回は、親子連れを中心に2日間で延べ約7000人が来場した。2年ぶりとなる今回は、プラネタリウム特別投映、天体観望会、コンサート、ライブ、サイエンスショー、カードゲーム、絵本読み聞かせ、天体写真展、ものづくりワークショップなど、さまざまなイベントを用意。望遠鏡や宇宙天文関連グッズの展示・販売、ワークショップコーナーや、飲食コーナーなど企業によるブースも設ける。

 プラネタリウムでは、「スター・オブ・ファラオ」「セブン・ワンダーズ」 などのシアターショーをはじめ、抽選で選ばれた各回5人がスタッフと一緒に星空解説に挑戦する「解説員体験ショー」、惑星や星雲などの天体を背景に記念撮影できる「宇宙で記念撮影」などを開催。「西公園ラスト番組 仙台市天文台物語-52年間ありがとう-」「天文台の誕生日の星空」など、開台60周年を記念した特別投映も行う。

 「天文台まつりを通して、市民の皆さまに星や宇宙をもっと身近に感じていただきたい」と同施設広報担当者。「天文台のいろいろなところでイベントを開催しているので、探検する気分で巡ってもらえれば」と話す。

 2月1日には60周年記念セレモニーを実施し、「仙台市天文台の日」の記念日登録証授与も行う。同担当者は「仙台が杜(もり)の都だけでなく星の都とも呼ばれるよう、多くの方に参加していただきたい」と呼び掛ける。

 開催時間は1月31日=9時~21時30分、2月1日=9時~17時。料金は、展示室・天体観観望会・オープンスペースイベント=無料、プラネタリウム特別投映=200円(一部を除く)、ワークショップは内容ごとに異なる。

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