「仙台オクトーバーフェスト」、今年も開催へ-1300人収容の大型テント導入

昨年の「仙台オクトーバーフェスト」の様子

昨年の「仙台オクトーバーフェスト」の様子

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 仙台市青葉区の錦町公園(仙台市青葉区本町2)で9月16日から、「仙台オクトーバーフェスト2011」が開かれる。

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 2006年から毎年開催され、市民の間で秋の恒例イベントとして定着した同イベント。昨年は10日間で約6万人を動員。今年は震災の影響で開催が危ぶまれていたが、「これまで支えていただいた関係者の方々や被災された企業から『ぜひとも継続した開催を』という強い声を頂き、その期待に応えなければとの思いから開催を決めた」(同イベント広報担当者)。

 今年は日独交流150周年の記念開催で、ドイツ・ミュンヘンのオクトーバーフェストで実際に使用されているドイツ製大型テントとテーブルベンチを会場に導入。「約1300人の全客席をすっぽりと覆う大きさ。今まで以上に会場全体で一体感が楽しめ、雨を心配することなく来場いただけるようになっている」と同担当者。パラソルを設置したテーブルも設置し、席数はテント席=1300席、パラソル席=200席の計1500席を用意する。

 ビールはドイツの銘柄を中心に国内外の30種類以上を用意。主なドイツビールは「エルディンガー ヴァイスビア」「エルディンガー ヴァイスビア デュンケル」(以上1,200円)、「シュパーテン オプティメーター」(1,300円)、「フランツィスカーナー へーフェ ヴァイスビア」「ミュンヘナー ヴァイスビール」(以上1,400円)など。イベントのために醸造された新酒「オクトーバーフェストビール」(1,400円)も1日100杯限定で用意。東北の地ビールや、ワイン、日本酒も。

 フードメニューは、グリルしたソーセージにカレー粉とカレーケチャップをかけた「ベルリンカレーソーセージ」や南ドイツの郷土料理「ドライラビオリ」、ポークの煮込み「骨なしアイスバイン」、ポークカツレツにキノコソースをかけた「イエガーシュニッツェル」など。ソーセージやハムなどのドイツ料理を中心に、牛たん、枝豆、ギョーザ、魚介焼きなども提供する。

 10日間での目標動員数は8万人。売り上げの一部は災害復興資金として宮城県と仙台市に寄付する。同担当者は「地域の復興と仙台の元気を取り戻す契機にしたい。ぜひたくさんの方にお越しいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は16時~21時(土曜・日曜は11時~)。今月25日まで。

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