仙台パルコで「のみの市」-市内のコンセプトショップ10店が参加

仙台パルコで開催されている「ブロカントギャルリーSendai」。初日から多くの利用客が訪れ、レジ待ちの行列もできた

仙台パルコで開催されている「ブロカントギャルリーSendai」。初日から多くの利用客が訪れ、レジ待ちの行列もできた

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 仙台パルコ(仙台市青葉区中央1)4階・パルコスペース4で3月5日から、仙台市内の複数のショップによるのみの市「ブロカントギャルリーSendai」が開催されている。

たくさんの古書が並ぶ

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 参加店舗は以下の10店舗。骨董&アンティーク店「ISHINN」(青葉区新坂町)、ブックカフェ「火星の庭」(本町1)、ギャラリー&アトリエ「stock」(一番町1)、エピスリー&アトリエ「NOYAU」(北目町)、ヨーロッパアンティーク家具・雑貨店「HYGGE」(大町2)、書本&カフェ「magellan」(春日町)、ヨーロッパアンティーク店「atelier Morceau」(宮町5)、森の洋品店「Raminka mirankA」(中央2)、古書専門店「青蛙洞」(泉区南光台3)、和骨董専門店「だてや」(七北田白水沢)。

 「ここ数年、ジャンルは違うが若い店主のコンセプトショップが増えてきた。同じスタンスやフィーリングの合う人たちでゆるやかなネットワークができてきたので、皆でジャンルのくくりがない『のみの市』のようなイベントをやりたいと考えた」(「火星の庭」店主の前野久美子さん)。「ブロカント」はフランス語で古物商・古道具店を表し、「買い付けに行く人たちにとってはなじみ深い言葉」(同)だという。

 会場には、本・雑誌・画集・時計・カメラ・家具・食器・布・切手・文房具などのアンティーク約1万点が所狭しと並ぶ。そのほか、作家による手作りの雑貨やアクセサリー、菓子やジャムも販売。

 開催初日は開店と同時に約100人が来店するなど盛況で、最初の土日も多くの利用客でにぎわった。客層は30代以上を中心に、子連れの主婦や学生、年配の男性などさまざま。「中心部にある店が少なく、買い物に行こうと思っても1日では回りづらい場所にある店が1カ所に集合した。この機会に、それぞれの店の雰囲気を味わってもらえれば」と前野さん。「長い間大切にされてきたものばかりで、仕入れにも一つひとつストーリーがある。買うときにも、ぜひゆっくりと迷いながら選んでいただければ」とも。

 開催時間は10時~21時(最終日は18時まで)。今月15日まで。

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