特別企画展「ポケモン天文台」が7月5日から、かくだ田園ホール(角田市角田)で開かれている。
国立天文台(東京都三鷹市)と「ポケモン」(東京都港区)が連携する全国巡回企画展。ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンの生態と宇宙のさまざまな現象を重ね合わせながら、天文学の魅力を楽しく学べる展示を展開する。
展示は、天文台から宇宙へ旅立ち、身近な月や太陽、太陽系惑星に迫り、太陽系外の宇宙をのぞき、隕石(いんせき)と共に再び地球に戻って自然の豊かさを知り、宇宙の解明されていない謎に思いをはせる構成。天体の特徴と似た性質を持つポケモンを紹介するパネルや、国立天文台や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが所蔵する望遠鏡や探査機の模型、隕石試料も展示する。宇宙にゆかりのあるポケモンたちの等身大模型も並び、会場では来場者がポケモンとの写真撮影を楽しんでいる。
角田会場からの新たな体験型コンテンツとして、地球、月、太陽それぞれの環境でモンスターボールを投げるシミュレーションを用意。重力の違いによってボールの飛び方が変わる様子をゲーム感覚で体験できるようにした。
国立天文台研究連携主幹の野村英子さんは「ポケモンと宇宙を掛け合わせた展示が、探究心を持って身の回りの世界を見渡すこつや、夜空を見上げて新しい発見への一歩を踏み出すきっかけになれば」と期待を寄せる。
ポケモンのシニアディレクター・廣瀬千尋さんは「想像を超えた存在を発見する楽しみや喜びは、天文観察にもポケモンとの出合いにも共通する。子どもから大人まで、未知を探究するわくわくを感じてほしい」と話す。
開催時間は9時30分~18時(最終入場は17時30分)。料金は一般=1,600円、高大生=1,300円、中学生以下=800円。9月15日まで(8月14日は休館)。