仙台に猫カフェ-猫好きオーナーが開業、ミックスなど13匹が「常勤」

仙台初の猫カフェ「ねこ・ねこ・ねこ」。13匹の常勤「猫スタッフ」がのんびりお出迎え

仙台初の猫カフェ「ねこ・ねこ・ねこ」。13匹の常勤「猫スタッフ」がのんびりお出迎え

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 仙台市青葉区の晩翠通沿いに12月25日、猫カフェ「ねこ・ねこ・ねこ」(仙台市青葉区国分町2、TEL 022-211-5628)がオープンした。

一番人気の海くん

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 昔から猫好きで自宅でたくさんの猫を飼っていたという同店オーナーの工藤直美さん。仙台には猫カフェがないことを知り、「猫が好きだけど家では飼えない、猫に癒されたいという方々に猫たちとふれあってもらい、もっと猫のかわいさを知ってほしい」との思いから同店をオープンした。

 同店では、常時13匹の「猫スタッフ」が利用客を出迎える。種類はメインクーンとミックスの2種。猫たちはみんな工藤さんが以前から飼っていた「家族」で、10匹のメインクーンはすべて親子。同店の一番人気はミックスの「海(かい)くん」。白い体に、「ブラックタイガーのような」(同)白黒のしま模様のしっぽが特徴で「一番人懐っこく、すぐひざの上に乗ってくるのがかわいいと利用客に人気」(同)だという。

 店舗面積は15坪。店内は、「家」をイメージしたという上下2フロアの空間。下のフロアではフローリングの床の上で猫たちと「ゴロゴロしながら」(同)遊ぶことができ、上のフロアからは猫たちのキャットウォークを眺めて楽しめる。

 「スペースを区切ってしまうと飲食時は猫と遊べなくなってしまう」ことから飲食スペースは設けず、ペットボトル飲料をフリーで提供。利用客が猫と遊びながら自由にドリンクを飲むことができるスタイルを採用した。工藤さんは「カフェではないと言われてしまうかもしれないが、ゆっくりと猫たちと遊んでもらいたかった」とその意図を話す。今月31日からは無料の自動販売機も設置する。

 利用客の年齢層は20~50代と幅広い。ひとり客も多く、オープンして1カ月で4、5回来店するリピーターもいるという。「小さなお子さん、ご年配の方、お仕事で疲れた方など、たくさんの方に来ていただきたい。おとなしくてかわいい猫たちと、家のようにくつぎながら楽しい時間を過ごしていただければ」と工藤さん。

 基本料金は、1時間=1,000円、延長料金(以降15分ごと)=200円。営業時間は10時~22時。6歳以下の子ども連れの場合は要予約。

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