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仙台空港で復興支援ライブ-羽田・関空・東北空港との連携も

「今ある気持ち」を歌った石巻市立稲井小学校の生徒と上田正樹さん

「今ある気持ち」を歌った石巻市立稲井小学校の生徒と上田正樹さん

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 東日本大震災発生から1年を迎えた仙台空港(宮城県名取市)で3月11日、復興支援ライブが開催された。

半旗が掲げられた仙台空港ターミナル

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 同空港ターミナルを管理運営する仙台空港ビル(同)が日本空港ビルデング(大田区羽田空港3)・関西国際空港(大阪府泉佐野市)・東北観光博実行委員会と共同で企画したイベント「東北観光博×東北は負けない」の一環。

 ライブは同空港1階センタープラザで午前と午後の2回開催。午前の部にさとう宗幸さんとみやぎびっきの会が、午後の部に上田正樹さんが、それぞれ出演。宮城県出身のシンガー・ソングライターの幹(miki)さんは両方に登場し、自身がウェブサイト「東北は負けない」に提供する復興支援ソング「光」などを、数百人の空港利用者・空港勤務者の前で熱唱した。

 震災発生時刻の14時46分には、上田正樹さんのライブを一時中断して、空港ターミナル全体で黙とうをささげた。上田さんはその後、石巻市立稲井小学校の生徒と共に自身の「今ある気持ち」を歌い、被災地の早い復興と子どもたちの明るい未来を願った。

 ライブを静かに見守っていた仙台市内の40代の男性は「出張で仙台空港をよく使う。津波で水没・壊滅した空港が早期に再開したことは復興の大きなシンボルに感じた。震災からの復活をずっと記憶していく」と話していた。

 同ライブイベントは前日までに、共催者の羽田空港・関西国際空港でも行われた。空港内で展開された物産市も東北・新潟の10空港が同時開催する企画となり、震災からの復興・応援を通して国内の空港と関係者たちがつながり協力しあう姿が印象に残るイベントとなった。(取材協力=みんなの空港新聞)

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