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仙台・広瀬通に鎌倉発甘酒専門店 「魅力を広めたい」と女性2人が開業

仙台店を切り盛りする小西さん

仙台店を切り盛りする小西さん

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 鎌倉発の甘酒専門店「AMAZAKE STAND(アマザケスタンド)」(仙台市青葉区国分町1、TEL 022-797-8486)がオープンして1カ月がたった。

「自家製生あま酒」と「生フルーツあま酒スカッシュ(キウイ)」

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 前職で同僚だった岩手県出身の小西莉絵さんと神奈川出身の三橋英里子さんが開業した「アマザケスタンド」。「自分たちが初めて米こうじの甘酒を飲んだ時の感動を多くの人に伝えたい。日本が誇る伝統の飲み物である甘酒の効能や魅力を多くの方に知ってもらいたい」と、2019年12月31日に鎌倉本店(神奈川県鎌倉市)をオープン。今年6月10日に2号店となる仙台店を開いた。店舗面積は25坪。席数はカウンターとテーブル合わせて約30席。テークアウト販売も行う。

 甘酒は、小西さんの母校がある陸前高田市の「小島麹(こうじ)店」の米こうじと、岩手県産の米「ひとめぼれ」を使い、店でじっくりと発酵させて造る。火入れをしない「生甘酒」タイプで、あま酒の甘さを生かしたノンシュガー、ノンアルコールドリンク。「ブドウ糖、必須アミノ酸全種類、ビタミンB群全種類が含まれていて、腸や肌に良く、疲労回復効果もある」と小西さん。

 粒ありプレーンタイプの「自家製生あま酒」(Sサイズ=390円、Mサイズ=490円)をはじめ、甘酒になじみのない人でも飲みやすいように、甘酒をミキサーにかけてフルーツやお茶などと合わせたスムージータイプのアレンジメニュー「抹茶あま酒」「ココアあま酒」「ベリーあま酒」「チャイあま酒」(以上620円)、「ほうじ茶あま酒」「黒ごまバナナあま酒」(以上650円)を提供。月替わりメニューとして、7月・8月はプレーンタイプにミキサーにかけた生のフルーツを添えて炭酸で割った「生フルーツあま酒スカッシュ」(パイナップル、グレープフルーツ、キウイ、各630円)もラインアップする。

 現在の客層は30~40代が中心で、「普段から甘酒を飲まれている方や発酵食品が好きな方も多く、甘酒を好きな方がたくさんいるんだなと感じる」と小西さん。「気になっている方は一度飲んでいただいて、おいしいと感じていただけたら、周りの人に広めてもらえたら」と期待を寄せる。

 営業時間は、平日=11時~18時、土曜・日曜=15時~19時。定休日はインスタグラムで知らせる。シェア店舗では同店のほか、カフェ「TOTO'S CAFE」(平日=11時~18時)、予約制イタリアンレストラン「ANIMO」(土曜・日曜・祝日=11時~14時)も営業している。

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