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仙台イービーンズで「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」 刀匠とのコラボ作品26点

白を基調に綾波レイのプラグスーツやエヴァンゲリオンとのハーモニクスをモチーフに作られた「綾波レイ仕様 太刀」

白を基調に綾波レイのプラグスーツやエヴァンゲリオンとのハーモニクスをモチーフに作られた「綾波レイ仕様 太刀」

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 仙台駅前の商業施設「イービーンズ」(仙台市青葉区中央4、TEL 022-266-2222)9階・杜(もり)のイベントホールで3月25日、「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」が始まった。

長さ3メートル超の「ロンギヌスの槍」

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 全国の刀匠たちがアニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの世界観からインスピレーションを受けて制作した、現代デザインの日本刀を展示する同展。日本の伝統文化である日本刀の魅力を幅広い世代に知ってもらおうと企画された。2012年7月の岡山県・備前長船刀剣博物館を皮切りに、これまで全国17カ所を巡回。東北での開催は2015年の岩手・盛岡に続き2カ所目となる。

 会場では、長さ3メートル32センチ、重さ22.2キロの「ロンギヌスの槍(やり)」や、エヴァンゲリオン・メカニックデザイナーの山下いくとさんがデザインしたなぎなた「刀野薙(NATAYANAGI)」をはじめ、「零号機仕様 脇指(わきさし)」「2号機仕様 短刀〈式波・プラグスーツ〉」「セカンドインパクト短刀」「プログレッシブナイフ剣型〈丸〉」「綾波レイ仕様 太刀」「渚カヲル仕様 刀」など、刀匠と同アニメのコラボ作品26点を展示する。

 約2メートルの「初号機フィギュア」や綾波レイと式波・アスカ・ラングレーの等身大フィギュア、複製原画など、同アニメの紹介コーナーや、刀剣の変遷や日本刀の歴史・名称、製作工程などを紹介する「日本刀コーナー」、「着物姿の3人娘」「御前試合開幕」など同展の世界を立体化した「海洋堂コラボフィギュアコーナー」も設ける。

 同展担当者は「武器としてだけではなく、美術品、精神的な存在としても人々に大切にされてきた日本刀だからこそ、21世紀を生きる私たちが未来に残す伝統の形を来場者一人一人が胸に思い描いて、受け継がれた『ものづくり』の素晴らしさに触れていただけたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は13時~19時(土曜・日曜・祝日は11時~、最終入場は閉場30分前)。料金は、一般=900円、大学・高校生=700円、中学生以下=500円、3歳未満無料。オリジナルコースター付き前売券は各100円引き。葛城ミサト役の声優・三石琴乃さんが展示作品を解説する音声ガイド(貸出料500円)も用意する。5月7日まで。

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