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せんだいメディアテークが環境かるた商品化 日常の「もやもや」ユーモラスに

お気に入りという「つくろえば あいちゃく」の札を手に商品をPRする池上さん。絵札に描かれているのがリブー

お気に入りという「つくろえば あいちゃく」の札を手に商品をPRする池上さん。絵札に描かれているのがリブー

 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町)と仙台市環境局が手がけた「リブーとしげじゅんのとっちらかるた」の販売が4月21日、始まった。製作・販売は金入(青森県八戸市)。

読み札・絵札各46枚入りの「リブーとしげじゅんのとっちらかるた」

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 両者は2023年度から3年間共同事業「せんだいリブート」を展開。リブート(reboot)は「再起動」を意味し、新しい資源循環の在り方を考える取り組みを行ってきた。

 その一環として、かるた遊びを通して環境問題について考えてもらおうと同商品を企画した。「けちじゃないよ まだつかえるの」「そのふくほんとにいるの?」「れあめたる うちにもあるよ としこうざん」など啓発的な側面もある一方で、市民が暮らしの中で感じる「もやもや」にも目を向ける内容となっている。

 「たいようけい ソーラーわくせい」は、再生可能エネルギー推進の一方で森林伐採が進む現状を表現。「よりわける てまもしらずに」は、ハンディーファンに使われるバッテリー分別の労力を訴える。「えこバッグ かってつかって まもるぞちきゅう」では、その言葉と裏腹に大量のエコバッグに埋もれる姿が描かれている。

 せんだいメディアテーク企画・活動支援室の池上朋さんは「エコライフを意識して生活していても、それが本当に環境にいいことなのか分からなくなる瞬間がある。そういう日常の違和感を言葉にしたいと思った」と話す。

 同館と環境局の職員が2カ月にわたり検討した読み札を基に、美術家の伊達伸明さんが絵札を描き下ろした。「リブート」にちなむブタのキャラクター「リブー」と、「資源循環」を略した「しげじゅん」が登場し、環境を巡る矛盾の中を右往左往する姿がユーモラスに描かれている。「しげじゅん」のフルネームも札の一つで明かされる。

 池上さんは「まずは面白がって手に取ってもらい、『これって本当に環境にいいのかな』と立ち止まって考えるきっかけになれば」と期待を寄せる。

 価格は1,980円。同館1階のカネイリミュージアムショップ6で販売するほか、市内書店などでも取り扱う予定。

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