仙台で映画「重力ピエロ」CMコンテスト表彰式-インターネット上で編集

受賞者4人と映画の森監督、梅原仙台市長らによる記念撮影。この後、試写会も行われた

受賞者4人と映画の森監督、梅原仙台市長らによる記念撮影。この後、試写会も行われた

  • 0

  •  

 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町)7階スタジオシアターで3月29日、「映画『重力ピエロ』みんなでつくろう!CMコンテスト」の表彰式が行われた。

[広告]

 同コンテストは、今月25日から仙台・宮城で先行公開される映画「重力ピエロ」の応援企画として行われたもので、「仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム」の2008年度研究会助成事業にも選ばれた。主催はウェブ制作事業を手がけるネットレンド(青葉区国分町3)と、CMのプランニングやディレクションを行うBUBBLE(春日町)。

 コンテストの内容は、ネットレンドが開発したインターネット上の映像編集ツール「動画いぢり工場 ミヤング」を使用し、映画本編から抜粋した公式素材や独自に撮影した動画を組み合わせて15秒CMを作成するもの。

 昨年12月22日~3月14日の募集期間内に全国から443件の応募作品が寄せられ、その中から審査の上、各賞が決定した。受賞者は、「大賞」=山本宏さん、「仙台市長賞」=佐藤綾子さん、「映画館支配人賞」=芳賀裕一郎さん、「ミヤング賞」=渡辺修一さん。いずれも仙台市在住。

 表彰式には、同作の森淳一監督と荒木美也子プロデューサー、梅原克彦仙台市長、ネットレンドの瀧原一秀社長が参加。森監督は大賞作品について、「僕が映像を作る上で心がけていることを大切にしてくれている作品だった。このまま全国的なCMに使いたいくらい」と絶賛。受賞した山本さんは「伊坂幸太郎さんのファンなので、とても楽しく作ることができた。原作を読んだ時に感じたことを作品に盛り込んだ。映画を見る前と見た後で、このCMへの感じ方の違いや変化があるとうれしい」と話した。

 大賞受賞作品はKHB東日本放送、映画館支配人賞受賞作品は県内の同作上映映画館で放映・上映予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース