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東北歴史博物館で「大シルクロード展」 日本初公開含む200点を展示

「駱駝」(洛陽博物館)

「駱駝」(洛陽博物館)

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 東洋と西洋を結ぶシルクロードの名宝を紹介する「世界遺産 大シルクロード展」が4月9日、東北歴史博物館(多賀城市、TEL 022-368-0106)で始まった。

「菩薩坐像」

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 古代から重要な交流や通商ルートであり、多様な民族が興亡を繰り広げる文化融合の地だったシルクロード。同展は、「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」として2014(平成26)年にユネスコの世界遺産に認定されてから、中国国外で初めて行われる大規模な展覧会となる。昨年9月~12月の東京富士美術館(東京都八王子市)を皮切りに、福岡、宮城、愛媛、岡山、京都を巡回する。

 洛陽、西安、蘭州、敦煌、新疆地域など、9省2自治区27カ所の博物館・研究機関が所蔵する文物の中から、金銀器、青銅器、陶磁器、ガラス、染織、壁画、絵画、模写絵、経典、仏像、歴史資料など日本初公開を含む史料約200点を展示する。

 会場は、「民族往来の舞台~胡人(こじん)の活動とオアシスの遺宝」「東西文明の融合~響き合う漢と胡の輝き」「仏教東漸の遥(はる)かな旅~眠りから覚めた経典と祈りの造形」の3章で構成。同展担当学芸員の山田凜太郎さんは「1章では中国北西部を中心に、遺跡から出土した多様な資料を通してシルクロードにおける胡人の関わりやオアシスの暮らしを、2章では洛陽・長安の資料を中心に、中国における胡人の活動や中国の方々との関わりを感じてもらいたい。3章では仏教関連資料を中心に、中国各地における仏教の受容や展開を通して、仏教や仏教美術の素晴らしさを再確認してもらえれば」と話す。

 「これだけの文物が一堂に会する機会は、日本国内はもちろん、中国でも珍しい。シルクロードを行き交った多様な民族や文化を感じてほしい」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~17時(発券は16時30分まで)。月曜休館(祝休日の場合は翌日)。入場料は、一般=1,600円、小中高生=800円。6月9日まで。

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