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多賀城市立図書館に「シェアラウンジ」 多様な働き方や市民交流の促進図る

読書や仕事での利用を想定するワーク席

読書や仕事での利用を想定するワーク席

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 多賀城市、多賀城駅北開発(多賀城市)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(東京都渋谷区、以下CCC)が4月11日、コワーキングスペース・シェアカフェラウンジ「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)多賀城」(多賀城市中央2、TEL 022-368-8860)をオープンした。

多賀城市立図書館やスターバックスコーヒーも入る多賀城駅北ビルA棟

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 「シェアラウンジ」は2019年11月、東京・渋谷の「TSUTAYA BOOKSTORE」内の1号店を皮切りに、首都圏エリア中心に国内29店舗・海外2店舗・提携店11店舗を展開する。今回が東北エリア初出店で、場所は多賀城市立図書館が入る多賀城駅北ビルA棟、「蔦屋書店 多賀城市立図書館」2階のレンタルフロア跡。国の地方創生拠点整備交付金を受けて整備した。

 店舗面積は81.57坪。席数は89席。ハイチェアが並ぶカウンター席、ワーク席、半個室、モニター付きボックス席、カフェエリアを用意し、飲食のほか読書や仕事、リモート会議、対面の打ち合わせ、イベントなど幅広い用途に対応する。

 コミュニティーマネジャーが常駐し、地域の人々のつながりを創出しながら多様な働き方の提案やイベントの開催支援を行い、市民の交流を図るイベントも開くという。コンセプトは「自分らしさをカタチにする」。CCCソーシャルデザイン本部の鈴木里実さんは「好きなことややりたいこと、得意なことを思いだけで終わらせずに、形にしていってほしいという思いを込めた」と話す。

 ラウンジ内には書籍約400冊を配置。図書館で借りた書籍の持ち込みも可能で、Wi-Fi、電源を備え、モニターや充電器の貸し出しも行う。利用者が自由に飲食できるコーヒーや紅茶、ジュースなどのドリンク、ナッツやチョコなどのスナックやパンも用意する。

 CCC執行役員の堀久美子さんは「図書館と一緒になったシェアラウンジは初めて。図書館でさまざまな知識や情報インプットして、シェアラウンジの空間でいろいろな方と交流して、アウトプットしてもらえる空間として利用もらえたら」と呼びかける。

 営業時間は9時~22時。料金は、60分=880円、延長30分=440円、1日=2,640円。キッズプランや回数券も用意する。

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