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仙台市がDX推進へ目安箱開設 アナログで不便な行政サービスの情報求む

「不便に感じた市役所での体験」に関する情報を基に行政サービスの改善につなげる「サジェストセンダイ」のイメージ(画像提供=仙台市)

「不便に感じた市役所での体験」に関する情報を基に行政サービスの改善につなげる「サジェストセンダイ」のイメージ(画像提供=仙台市)

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 仙台市が4月1日、アナログな手続きによって不便に感じる行政サービスについての情報、意見を市民から募る「仙台市デジタル改善目安箱『Suggest SenDXi(サジェストセンダイ)』」を開設した。

「サジェストセンダイ」の入力画面

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 市は3月、「仙台市DX推進計画2024-2026」を策定。2026年までの3年間を集中改革期間として現在、窓口サービスの見直し、オンライン手続きの拡充による市民との接点の変革など「Full Digitalの市役所」を掲げ基盤整備に力を入れている。

 オンライン上に設置した目安箱は、デジタル技術を活用したサービス改善を進めるに当たり、実際にサービスを利用する市民の目線に立って制度や仕組みの改善、見直しを図ることが目的。求める情報は、市の行政サービスの中で、アナログな手続きやルール、慣習により不便に感じた体験について、デジタル技術の活用により改善を期待できるもの。みやぎ電子申請サービスの専用フォームで受け付ける。

 仙台市まちづくり政策局行政デジタル推進課によると、目安箱開設後、「電子申請の入力フォームをスマートフォンでも入力しやすいように改善してほしい」「職員との面談の日程調整に電話以外の方法を増やしてほしい」「申請した手続きが公金受取口座に対応していなかったので対応してほしい」「イベントの申し込みについて電話以外の方法を増やしてほしい」などの声が寄せられ、4月23日8時時点で55件の申請があったという。

 同様の取り組みは福岡市でも2022年度から2023年度にかけて行われており、紙の手続きのオンライン化、給食費のコンビニ支払い対応、保育園の申し込みにおけるオンライン申請導入など、寄せられた意見を基に改善が図られたという。同課の金裕史課長は「市民の皆さまから頂いた情報を基にサービス改善を進めることが『Full Digitalの市役所』への一歩になると考えている。積極的に市民の方々の目線での提案を寄せてもらえれば」と話す。

 投書に当たっては、市のウェブサイトに記載している情報を受けられない内容の確認と、提案に沿った適切な対応を行うために具体的な手続き名、担当課など詳細な情報の入力を呼びかける。寄せられた情報は市の対応方針と併せてウェブサイトで公表する。

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