仙台市泉区の地下鉄泉中央駅前で9月25日、物産イベント「Izumi Marche（イズミマルシェ）」が開催される。

　フランスの市場・マルシェをイメージし、「泉区の地域資源の再発見と地域・伝統文化・産業の活性化」を目的に行われる同イベント。初開催となった昨年は一般参加者も含めた約80店舗が出店し、30代の家族連れや女性などを中心に約3万2千人が来場。「天気にも恵まれて出展者や来場者の方々から大変好評をいただき、今年も開催の運びとなった」（同事務局広報担当者）。

　会場となる泉中央駅前ペデストリアンデッキ、区役所前区民広場、すいせん通りに4つのテントブースを設置。各ブースで販売する商品は、「marche」＝産直野菜や果物・加工品・菓子など、「restauration rapide」＝軽食・ドリンク、「antiquite & europeenne」＝アンティーク雑貨やヨーロピアン雑貨、「artisan＆variete」＝手作り雑貨など。公開収録や音楽ライブ、ワークショップ、絵本市などのイベントも行う。

　参加店舗数は約120店舗。主な出店者は、カフェ・雑貨店「ノートルシャンブル」、古本カフェ「火星の庭・stock」、洋菓子店「パティスリーミティーク」、パン専門店「オ フルニル デュ ポワ」、ビストロ専門店「ビスクオレンジ」、チーズ専門店「チーズショップ オーボン フェルマン」、カフェ「カフェ クレープリー ノート」など。今年は昨年以上の申し込みがあり、「テント数が足りず、残念ながらお断りさせていただいた方々もいらっしゃる」（同）という。

　同担当者は「『泉といえばイズミマルシェ』と言っていただけるような泉エリアを代表するイベントに育てていきたい。ぜひ今年もたくさんの方々にご来場いただければ」と呼び掛ける。

　開催時間は10時～17時（荒天の場合は翌日に順延）。18時からはすいせん通りで後夜祭も予定する。