仙台・泉で新たな物産イベント開催へ-フランスのマルシェを再現

「イズミマルシェ」が開催される泉中央駅前ペデストリアンデッキ。当日はパリのマルシェをほうふつとさせる光景に

「イズミマルシェ」が開催される泉中央駅前ペデストリアンデッキ。当日はパリのマルシェをほうふつとさせる光景に

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 仙台市泉区で9月26日、物産イベント「Izumi Marche(イズミマルシェ)」が初開催される。

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 同イベントは「泉区の地域資源の再発見と地域・伝統文化・産業の活性化」をテーマに、フランスの市場・マルシェをイメージして行われるもの。マルシェを選んだ理由について、実行委員会の吉田久美子さんは「泉中央のペデストリアンデッキや泉パークタウンなどはヨーロッパの景観や街並みを受け継いでいる。また、泉区にお住まいの方は食への意識が高いが多いと感じる。そのため、食を入り口にいろいろな方に楽しんでいただけるイベントにしたいと考えた」と話す。

 イベントでは会場の泉中央駅前ペデストリアンデッキ、区役所前区民広場、すいせん通りにテントブースを設置。緑をテーマカラーに、宮城大学の学生によるサークル「アートスタンダード」が会場装飾を手がけ、マルシェの雰囲気を再現する。

 会場は、産直野菜や果物・加工品・菓子などを販売する「marche」、マルシェを楽しむためのバスケットやエコバック・アンティーク雑貨などの商品が並ぶ「variete」、フレンチやイタリアンなどの「祭りらしい」軽食やドリンクを提供する「restauration rapide」、一般参加者による手作り雑貨などを販売する「artisan」の4ブースで構成。主な出展者は、マフィン専門店「デイリーズマフィン」、プリン専門店「ぷりん家」、カフェ&雑貨店「ノートルシャンブル」、アンティーク家具店「HYGGE」、骨董品店「ISHINN」、フランス料理店「ブラッセリーノート」、「ビストロ アンプル」など。一般参加を含め約80店舗が参加する。

 開催まで約3週間となり、今月2日には出店者説明会を実施するなど、関係者は慌ただしく準備に追われている。イベントを主催するみやぎ商工会の瀬戸茂光さんは「初開催ということで楽しみな反面、不安もあるが、地域の方々や学生の皆さんにご協力いただき、継続できるイベントにしていきたい。地域資源を活用した、泉を代表するお祭りになれば」と期待を寄せる。

 開催時間は10時~17時。同25日には泉中央駅前で「前夜祭」を開催予定。

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