仙台在住のアイロンビーズ作家、ムックに協力-アトリエでの教室も

「パーラービーズ おしゃれアイデアブック」と小野寺さんの作品。アイロンビーズの魅力は「何でも作れる可能性があるところ」

「パーラービーズ おしゃれアイデアブック」と小野寺さんの作品。アイロンビーズの魅力は「何でも作れる可能性があるところ」

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 仙台在住のアイロンビーズ作家・小野寺唯美さんが制作に携わったムック「パーラービーズ おしゃれアイデアブック」が1月20日、宝島社から発行された。

ショートケーキの盛り合わせ

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 アメリカ生まれの玩具・アイロンビーズは、カラフルなビーズを並べて絵や形を作り、アイロンで溶かして完成させる手芸の一種。使用するビーズは、赤・青・黄・白・黒などスタンダードな色のものから蓄光タイプやラメ入りまで50種類以上ある。

 7年前に玩具店でアイロンビーズと出会い、「面白そうだなと思って始めてみたら、はまってしまった」という小野寺さん。2006年には自身初となるポストカードブック「I have a sweet tooth」を発刊。2冊目となる同書では、小野寺さんの作品を例にアイロンビーズ作品の作り方を掲載。写真を取り込んでデザインできる下絵制作ソフトを付けた。価格は990円。

 小野寺さんは「平面だけでなく立体も作れるというのがアイロンビーズの楽しみのひとつ。たくさんの子どもたちに読んでもらって、作品を作ろうとしたときに身近にあるものをいろいろな角度で見る観察力を養うきっかけになれば」と話す。

 昨年11月には、自身のアトリエ「Iron Beads Galaxy」(仙台市青葉区一番町1)をオープン。作品制作だけでなく、以前から要望の多かったアイロンビーズ教室も始めた。小学生の女児と母親のペアなど、女性参加者が多いという。3月~4月は、花や団子など「花見」をテーマにした作品作りを予定。受講料金は2時間=2,000円~(2人から、要予約)。

 今後の活動については、「同年代の方はもちろん、幼稚園や小学生など小さな子どもたちにもアイロンビーズの楽しさをもっと広めていきたい。企業などと一緒にコラボレーションしていければ」と意欲をみせる。

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