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仙台駅前でテストマーケティングイベント 地元事業者が新商品を直接PR

現在は海の幸に合うようなワイン造りを目指しているという「MARS」社長の出戸さん

現在は海の幸に合うようなワイン造りを目指しているという「MARS」社長の出戸さん

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 地元事業所が手がける新商品・新サービスを一堂に集めたテストマーケティングイベント「仙臺(せんだい)ございんマルシェ」が1月26日、仙台駅前の商業施設「アエル」(仙台市青葉区中央1)2階アトリウムで開かれた。主催は仙台商工会議所、日本政策金融公庫仙台支店。

上杉と本町に店舗を構える「肉そば藤七」は持ち帰り・ギフト用そばを販売

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 仙台商工会議所は販路拡大や新たな売り上げ獲得に取り組む地域の小規模事業者に向け、伴走型支援を行っている。産業振興支援担当者は「日々の相談の中で、自身の作った商品・サービスがお客さまにどう評価されるか、新たなニーズに応えられる商品かと悩みを持つ事業者も多い」と話す。2020年度から合同プレス発表会を開催してきたが、ダイレクトに客の感想も集めようと、新たに催事販売会型のイベントを企画した。

 「肉そば藤七」「はらいそカリー」「地雷也」「クアトロカミノス」「drop by GINKGO」「ほまれや」「石焼き芋ぽてにゃん」「good'ay winery」「昆布締め牛タン専門店 味重」「オレンチプラス」「restaurant VARM」「コティニベーカリー」の12店がブース出店し、それぞれ焼き菓子やパン、麺類、弁当、カレー、焼き芋、ワイン、スパイス、染め物、額縁などの新商品を並べ、通りかかる人にPRした。

 2022年に仙台で活動を始め、現在はブドウ畑と醸造所の候補地を探しながら委託醸造を行うワイナリー「good'ay winery」を展開する「MARS」社長の出戸茂さんは「まだ知られていないので、仙台をはじめいろいろな方に知ってもらう機会になれば」と期待を込める。

 産業振興支援担当者は「消費者を巻き込んだにぎわいの創出から発信力強化を図るとともに、お客さまとのコミュニケーションを通じた商品開発・ブラッシュアップ支援を後押しし、新たな販路への挑戦を応援していきたい」と話す。

 27日も開催する。開催時間は10時~18時。

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