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「ててて天」運営のクロールアップが宮町に新業態 定食中心に居酒屋料理も

昭和レトロをテーマに、「元からこの場所にあったような雰囲気」に仕上げたという店内

昭和レトロをテーマに、「元からこの場所にあったような雰囲気」に仕上げたという店内

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 仙台・宮町に2月19日、「味の宮町大食堂」(仙台市青葉区宮町2、TEL 022-397-7122)がオープンした。

尻高さん一推しの「ピリ辛ホルモン煮込み定食」

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 「酒飯場 ででででん」や「天ぷら酒場 ててて天」などの飲食店を展開するクロールアップ(若林区)の新業態で、定食を中心に提供する。店舗面積は30坪、席数は38席。

 メニューは、「鶏のから揚げ定食」(780円)、「ホルモン炒め定食」(830円)、「ぬか漬け焼魚定食」(850円)、「ピリ辛ホルモン煮込み定食」「宮町大餃子(ギョーザ)定食」(以上880円)、「豚の生姜(しょうが)焼き定食」(890円)、「昔ながらの醤油(しょうゆ)らーめん」(690円)、「あっさり塩らーめん」(750円)、「本気のスパイスカレー」(850円)など。ご飯は宮城県産「ササニシキ」と「つや姫」をブレンドしたコメを毎日店内で精米して炊く。定食とカレーにはみそ汁とぬか漬けが付く。

 17時以降(土曜・日曜・祝日は15時以降)は居酒屋メニューも提供する。「鶏皮の柚子胡椒(ゆずこしょう)和(あ)え」「宮町大餃子(3個)」(以上380円)、「チャーシュー玉子」(390円)、「ガリしめ鯖(さば)」(420円)、「だし巻き玉子」(450円)、「ポテトサラダ」(520円)、「本日のぬか漬け焼き魚」(650円)など。

 店長の尻高勇二さんの一推しは、定食でも提供している県産豚ホルモンを使った「名物!ピリ辛ホルモン煮込み」(680円)。「鮮度のいい豚ホルモンを使っているので、その味を最大限に引き出すため、ほかの具材は入れていない。みそベースのスープの食欲をそそる辛み、濃厚な味わいとやわらかいホルモンの食感は一度食べたらきっと癖になるはず」と尻高さん。

 ドリンクは、日本酒(もっきり=490円~)、お茶割り(420円~)、ハイボール(440円~)、レモンサワー、ジンソーダ、焼酎、梅酒(以上500円~)、果実酒(500円)、ビール(550円)、ソフトドリンク(300円)などを用意する。

 オープン後は学生から年配者まで幅広い層が利用し、休日は家族連れも多いという。「宮町は幅広い世代が暮らしている街なので、部活帰りのおなかをすかせた学生から、夕飯ついでに一杯というサラリーマン、昼にラーメンを食べながらちょっと飲んじゃうおじいちゃんまで、全ての人がどんなシーンでも立ち寄れる、『渡る世間は鬼ばかり』の『幸楽』のような店になれば」と笑顔を見せる。

 営業時間は、11時~15時、17時~22時(土曜・日曜・祝日は11時~22時)。月曜定休。

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