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仙台の冬の風物詩「光のページェント」開幕 「みんなで灯す、心の明かり」テーマに

60万個のLEDが灯された定禅寺通のケヤキ並木

60万個のLEDが灯された定禅寺通のケヤキ並木

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 杜(もり)の都・仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が12月8日に開幕し、定禅寺通に光の回廊が現れた。

ヨーロッパの冬の風物詩を模した「クリスマスマーケット」も

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 「冬の仙台を明るくしたい」「杜の都を光の都へ」という思いから、1986(昭和61)年に始まった同イベント。市民をはじめ観光客など毎年県内外から多くの見物客が訪れ、にぎわいを見せる。

 32回目を迎えた今年のテーマは「みんなで灯(とも)す、心の明かり」。実行委員長の佐々木守世さんは「SENDAI光のページェントは第1回から現在に至るまで、多くの皆さまから温かな募金や協賛を頂き『みんなで灯してきた』、そして多くの市民の皆さまや来場した方々の『心に明かりを灯してきた』。その思いをテーマに開催する」と話す。

 定禅寺通(東二番丁通~市民会館前)約700メートルのケヤキ160本に60万個のLEDを設置。電球色で温かみのある色合いのSENDAI光のページェント用LED「仙台カラー」が冬の仙台を彩る。実行委員会では期間中280万人の来場を見込む。

 期間中、サンタクロースやトナカイに扮(ふん)した市民が定禅寺通をパレードする「サンタの森の物語」(23日)、屋外アイススケートリンク「Sendai Winter Park ~スターライトリンク~」(25日まで)、ヨーロッパの冬の風物詩を模した「クリスマスマーケット」(25日まで)、スタンディングバー形式の「YEBISU BAR(ヱビスバー)」(27日まで)などの関連イベントも展開する。

 点灯時間は17時30分~22時(金曜・土曜・24日は23時まで、最終日は24時まで)。18時~20時の1時間おきに、1分間消灯した後に再点灯する「スターライト・ウインク」を行う。今月31日まで。

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