8月6日に始まった仙台の夏の風物詩「仙台七夕まつり」では、人気アニメなどのキャラクターをあしらった七夕飾りも市民や観光客の目を楽しませている。

「東北ずん子」のイラストをあしらった七夕飾り

　クリスロード商店街にはアニメ「ラブライブ！」の七夕飾りが登場。誕生50周年を迎えた同商店街が「伝統の継承と文化の発信」の一環として企画したもので、「多くのファンの支持を得ている人気アニメであることから、新たな世代のお客さまの来街につなげたい」と同商店街が制作会社のサンライズ（東京都杉並区）へ協力を依頼し、実現にこぎ着けた。

　「エディー・バウアー」仙台中央店前に設置。大きさは全長約3メートル50センチで、同作に登場するスクールアイドルグループ「μ's（ミューズ）」メンバーのイメージカラー9色をモチーフに、伝統和紙を使って製作した。オレンジ（高坂穂乃果）、水色（絢瀬絵里）、白（南ことり）、青（園田海未）、黄色（星空凛）、赤（西木野真姫）、紫（東條希）、黄緑（小泉花陽）、ピンク（矢澤にこ）。

　初日からファンが撮影に訪れる姿が見られ、「多くのファンの方にお越しいただいており、大変感謝している」とクリスロード商店街振興組合事務局長の根元重通さん。「クリスロード商店街ではほかにも、東北大学病院開業100周年記念七夕、ベガルタ仙台の七夕など、さまざまな七夕飾りを展示しているので、併せてお楽しみいただければ」と呼び掛ける。

　そのほか、今年の仙台七夕まつりでは「ポケットモンスター」「妖怪ウォッチ」、東北応援キャラクター「東北ずん子」などのキャラクターをあしらった七夕飾りも各商店街に登場。ファンや親子連れに人気を集めている。

　仙台七夕まつりは8日まで。