仙台のギャラリーで「カリモク60」企画展-「Kチェア」など約30点

ギャラリー杜間道で開催中の「カリモク60」展の様子

ギャラリー杜間道で開催中の「カリモク60」展の様子

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 仙台市青葉区の「ギャラリー杜間道」(仙台市青葉区春日町、TEL 022-224-7066)で現在、木工家具の企画展「カリモク60」が開かれている。

Kチェアの構造紹介も

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 木工家具メーカー「カリモク家具販売」(愛知県東浦町)が、1962(昭和37)年から製造を続ける「カリモク60」シリーズ。県内では同ギャラリーが唯一取り扱いを行っている。

 同ギャラリーオーナーのみわみちこさんが「カリモクの家具に関心のある方に、できるだけ多くのアイテムを定期的に見てもらいたい」と2008年から毎年開いている同展。「時代に流されず、静かに、確実に成長してきたその魅力を、いつもよりアイテム数を増やして広く紹介する」という。展示品の一部は販売も行う。

 今回は人気の「Kチェア」をはじめ、ロビーチェア、カフェチェア、クッション、テーブル、スタッキングスツール、ダイニングテーブル、テレビボード、ローボード、キャビネット、オープントップキャビネット、デスクなど約30点を展示。「普段お見せできなくて、見たいというご要望の多いものを展示している」

 「カリモク60」シリーズの魅力について、みわさんは「普遍的なデザインであるということと、日本では珍しく長く作り続けている家具ということ」と話す。「どこの家具屋さんにでも置いているというものではないので、こういった機会にぜひ見ていただきたい。いま必要ではなくても、日本にはこういった家具があるんだということを頭の隅に入れていただければ」と来廊を呼び掛ける。

 開廊時間は11時30分~18時30分(最終日は17時まで)。水曜定休。今月15日まで。

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