仙台・SS30に飛騨の家具ショールーム、椅子やテーブルなど250アイテム

利用者がイメージしやすいよう、生活感のあるディスプレーを意識しているという店内。商品は年に1度入れ替えを行う

利用者がイメージしやすいよう、生活感のあるディスプレーを意識しているという店内。商品は年に1度入れ替えを行う

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 1920(大正9)年創業の老舗木工家具メーカー「飛騨産業」(岐阜県高山市)が2月28日、仙台市青葉区の住友生命仙台中央ビル(愛称=SS30、仙台市青葉区中央4)地下1階に自社ショールーム「飛騨の家具館 仙台」(TEL 022-722-8551)をオープンした。

グッドデザイン賞受賞「SEOTO」

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 高山・北海道・東京・名古屋・大阪・福岡に自社ショールームを展開する同社。仙台は全国7カ所目、東北初のショールームとなる。「かなり前から東北進出の計画はあった。今回、非常に良い立地の物件が見つかったことから当所への出店を決めた」と同社広報担当者。同社北日本営業所としての役割も持たせ、「東北エリアを網羅する拠点として、本格的に需要を掘り起こしていきたい」と意気込む。

 店舗面積は120坪。店内では、トラフ建築設計事務所とのコラボで誕生した「cobrina」、2013年度Gマークを受賞した「SEOTO」、産官学で共同開発した「腰に優しい椅子」などの新製品をはじめ、ロングセラーの「穂高」や「森のことば」など、同社ブランド約40シリーズの中から、椅子とテーブルをメーンに常時約250アイテムを展示。国産のスギを活用したフローリングなどの建築材も紹介するほか、自社製品の修理・張り替えなどの相談にも応じる。

 同担当者は「飛騨の家具は東北の方にはまだなじみがないかもしれない。私たちの自信作を見て、触れて、座っていただき、飛騨の家具を知っていただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

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