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藤崎と仙台三越、コラボ対決企画「青葉の陣」 GWに百貨店の魅力アピール

5月1日に行われた合同セレモニーで勝ちどきを上げる藤崎と仙台三越の社員ら

5月1日に行われた合同セレモニーで勝ちどきを上げる藤崎と仙台三越の社員ら

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 仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)と仙台三越(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-225-7111)が5月3日から、百貨店の魅力を発信するコラボ企画「藤崎 VS 三越 青葉の陣」を展開する。

藤崎外観

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 2012年以来となる両店のコラボ企画。「百貨店の良さや強みを再認識してもらいたい」と、今回再びタッグを組んだ。昨年、仙台駅前にエスパル仙台東館や仙台パルコ2などが開業し、「駅前の方に一極集中というのは、あまりわれわれの商売にとってはよろしくない構図。一番町という古くからの街並みの活性化を考えれば、やはり老舗の三越さんと藤崎が頑張っていかなければ」と藤崎常務取締役営業本部長の小野寺宣克さん。百貨店の今後のあり方や仙台駅前と一番町の商圏の構図に対する方向性や目的が一致し、コラボにこぎ着けた。

 期間中、藤崎本館2階のセレクトショップ「ブーケブラン」と仙台三越本館2階の「ニューヨークランウェイ」が提案するファッションの人気投票を行う「ファッションコンテスト」や、リビング商品を使った母の日向け「おいしいレシピ対決」、両店限定の仙台土産やレストランのゴールデンウイーク特別メニューの独自性対決などを展開。ファッション・リビング・グルメ・催事・スペシャリストというカテゴリーで商品提案やサービスの「対決」を行い、「上質で洗練された百貨店の魅力」を発信するという。

 「お客さまにとって百貨店の価値というものがどういうものなのかということを今、全国の百貨店が試行錯誤しながら考えている時代だと思う」と小野寺さん。「必ず勝ちますという思いだが、ある意味三越さんとの対決ということではなく、百貨店以外のチャネル、ここに勝っていきたいと考えている」と意気込む。

 仙台三越取締役営業統括部長の伊集院徹哉さんも「ガチで負けないという気持ちでやっているが、百貨店としてしっかりお客さまに価値を伝えられたのかというところが、僕らが狙っている成果。百貨店はまだまだかっこいいし、すごい価値のあるところ。切磋琢磨(せっさたくま)している姿勢をお客さまに伝えたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、藤崎=10時~19時30分、仙台三越=10時~19時。今月7日まで。

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