市民参加型のタウン誌「仙台おもせ」創刊-ウェブとの連動も

「仙台おもせ」創刊号の表紙。初代の「特別編集長」は東北楽天ゴールデンイーグルスのスタジアムDJなどで活躍するフリーパーソナリティーの岩手佳代子さん

「仙台おもせ」創刊号の表紙。初代の「特別編集長」は東北楽天ゴールデンイーグルスのスタジアムDJなどで活躍するフリーパーソナリティーの岩手佳代子さん

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 スマイル&エンジョイ(仙台市青葉区本町2)は5月25日、タウン誌「仙台おもせ」を創刊した。

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 同社は、市内の出版社で18年間情報誌作りに携わってきた高橋光孝さんが、今年2月の退社後に設立。地元住民や企業の間で「商店街や施設のイベントなど、地域に密着した情報を細かく伝える雑誌を望む声が多かった」ことから同誌を創刊した。

 誌名の「おもせ」は、県内の方言で「おもしろい」を意味する「おもせぇ」から命名した。「街を楽しく、元気に!100万人のタウン誌」をスローガンに掲げ、毎月、県内で活躍する人物を「特別編集長」として起用。編集会議にも一般市民を招くなど、「市民参加型」の誌面作りを行うのが特徴。

 内容は、県内の飲食店やショップのニューオープン情報、各種イベント情報などの「街ネタ」が中心。仙台のブロガーによる「仙台人誌上ブログ」コーナーや県内のテレビ、ラジオ各局の番組表も掲載する。今後は、行政や企業が同誌のサイト上でイベント告知を行えるようにするなど、ウェブとの連動も行っていく考え。

 「地元企業や商店街との連携を密にして、仙台、宮城が元気付くような誌面を目指したい」という高橋さん。同誌を通して「仙台は人と人の触れ合いが残る、楽しくて温かみのある街だということを伝えていきたい」と意気込みを話した。

 県内の書店やコンビニエンスストアで毎月25日に発売。発行部数は6万部。価格は320円。

仙台おもせ

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