仙台市青葉区のハピナ名掛丁アーケードに11月30日、バーガーショップ「マリネルバーガー」(仙台市青葉区中央1、TEL 022-738-8506)がオープンした。
同店は、揚げかまぼこの製造・販売を行う昭和元年創業の「阿部善商店」(塩竈市)が出店した「さつま揚げ」のハンバーガー専門店。「揚げかまぼこをもっと多くの方に食べていただくためにはどうしたらいいかと考え、若い方にも受け入れられやすい新しい食べ方を考案した」と店長の宮下忍さん。店舗面積は10坪。テークアウト専門だが、スタンディングのイートスペースも設ける。
ハンバーガーのメニューは5種類。ラインアップは、ニンジンとタマネギ入りの野菜揚げにゴママヨネーズソースをかけた「マリネルバーガー」(280円)、カレーを練り込んだ揚げにチーズソースとカレーソースをかけた「カレーバーガー」(300円)、エビ・イカを入れた揚げにネギみそソースとペッパーマヨネーズをかけた「みそねぎバーガー」(300円)、ピリ辛のサルサソースをかけた「サルサバーガー」(320円)、衣で揚げてソースとマスタードをかけた「蒲フリット(とんかつ風)」(320円)。
サイドメニューは、豆腐とすり身を合わせふわふわの食感に仕上げた「豆腐ナゲット」(5個)」、(280円)、すり身にタコ・キャベツ・紅しょうがなどを加えたスティック状のさつま揚げ「ちょいかま」(100円)、「マリネルポテト」(180円)の3種類。ドリンクメニューは「マリネルコーヒー」(230円)、「マリネルアイスコーヒー」(300円)、「パインビネガージュース」「グレープビネガージュース」(各230円)など。
「バーガーはそれぞれ約300キロカロリー、サイドメニューを付けても500キロカロリーほどで収まる。タンパク質やカルシウムなどの栄養もたっぷりなので、ダイエット中の方にもおすすめ」と宮下さん。「4カ月間で100種類以上の試作品を食べ、ヘルシーバーガーなのに僕は太ってしまいましたが(笑)」とも。
客単価は500円。メーンターゲットは20~30代の女性で、今月24日から行ったプレオープンでも若い女性や学生の利用客が多かったという。宮下さんは「さつま揚げとパンが合うのか疑問に思う方も多いと思うが、そんな方にこそぜひ食べていただきたい。魚食文化の回帰にもつなげていければ」と話す。
営業時間は10時~20時。