メディアテークで体験型アートイベント「青葉縁日」-会場を「乗り物」で回遊

せんだいメディアテーク「青葉縁日」の様子。サイコロを振って乗り物を選び、ユニークな作品が並ぶ場内を回る

せんだいメディアテーク「青葉縁日」の様子。サイコロを振って乗り物を選び、ユニークな作品が並ぶ場内を回る

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 せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町、TEL 022-713-4483)6階ギャラリー4200で現在、アートイベント「青葉縁日3」が開催されている。

「ペヤング」で作った神社も

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 同イベントはアーティストや学生グループなどがインスタレーションやゲーム、ワークショップを展開する体験型のアートイベント。3回目となる今回は「アッペトッペ遊技場」と題し、すごろくに見立てた会場に11のグループによる約20の作品やワークショップを配置した。「アッペトッペ」は首尾一貫していない、いい加減な様子を表す東北の方言。

 内容の一例は、自分の写真を元に人形型の短冊を作る「TANZAKU」、モンゴル調のカラフルなオブジェや巨大な六角ゲルもどき、馬の立体インスタレーション作品などを展示する「AsianDream2009」、世界中のテーブルゲームが体験できる「遊べ!テーブル・バイキング」、家印を元にしたマスで仙台の街を再現した立体すごろく「スゴロクロゴス」など。

 来場者は「青葉縁日のりもの双六」でサイコロを振り、自転車、竹ぽっくり、手押し車、げた、みこしなど9種類のうちいずれかの乗り物で会場内を回遊する仕組み。会場にはパーキングも用意しており、「恥ずかしい方はパーキングに乗り捨てていただいても(笑)」と同展担当者。

 初日から小学生を中心に家族連れなどが訪れ、土曜・日曜にはカップルも多く来場するという。「開場早々から昼ごろまで真剣に遊んで、『おなかが空いたから』と言って帰る方も。子ども大人も楽しんでいただけているようだ」と担当者は話す。

 開催時間は10時~19時。(8月5日~8日は21時まで、入場は30分前まで)。入場料は一般=500円、小中学生=100円。

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