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仙台フォーラスに「久遠チョコレート」限定店 障がい者雇用促進へ東北初出店

仙台フォーラス1階の正面出入り口を入ってすぐの場所にオープンした「久遠チョコレート」ポップアップショップ

仙台フォーラス1階の正面出入り口を入ってすぐの場所にオープンした「久遠チョコレート」ポップアップショップ

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 手作りチョコレート専門店「久遠(くおん)チョコレート」のポップアップショップ(TEL 080-5846-2467)が仙台フォーラス(仙台市青葉区一番町3)1階にオープンして1カ月がたつ。

看板商品の「QUONテリーヌ」各種

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 「久遠チョコレート」は障がいのある人がショコラティエとして製造を担うチョコレート専門ブランド。障がい者の雇用の促進と低工賃からの脱却を目的に2014(平成26)年、一般社団法人ラ・バルカグループ(愛知県豊橋市)がトップショコラティエの野口和男さんと連携して事業を立ち上げた。現在、全国に27店を展開している。

 期間限定を含め、東北エリアでの出店は今回が初めて。10月22日にオープンし、2021年8月31日まで営業する。終了後、仙台での常設店出店も視野に入れているという。同店担当者は「販売エリアを広げることで、より多くの方に久遠チョコレートの良さを知っていただき、お求めいただくことで障がい者雇用を増やしていきたい」と話す。

 現在のラインアップは、世界各国のカカオと地域食材を組み合わせた看板商品の「QUONテリーヌ」(1枚230円、3枚セレクト650円、6枚セレクト1,220円)をはじめ、「プレミアムテリーヌ/シエルシリーズ」(380円)、「フィアンフィアン」(450円)、「QUON缶シリーズ」(800円)など30種類以上。今後商品数を増やす予定で、宮城のご当地テリーヌの開発も検討している。

 カカオの産地やパーセンテージの違う10種類から日替わりで提供するドリンク「ショコラショー」(アイス=300円、ホット=380円)も提供(価格は全て税別)。担当者によると、「一口飲むと濃厚な味わいに驚かれるお客さまも多い、人気商品の一つ」という。

 客単価は約1,500円。女性客を中心に、高校生から年配者まで幅広い層が買い求めている。「1回目の来店時は自分用に、2回目は贈り物に購入される方も多い」と担当者。人気で品切れになる商品もあるため、「入荷情報などはインスタグラムで発信しているので、来店の際に一度ご覧いただければ」とも。

 営業時間は10時~20時。

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