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仙台でブリヂストン主催のスポーツイベント 宮里藍さん、萩野公介選手ら参加

運動会で子どもたちと手をつないで競技を楽しむ宮里さん

運動会で子どもたちと手をつないで競技を楽しむ宮里さん

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 オリンピアン、パラリンピアンと一緒にスポーツを楽しむイベント「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」が8月24日、元気フィールド仙台(仙台市新田東総合運動場、仙台市宮城野区新田東4)で開かれた。

プールで子どもたちを指導する萩野選手

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 ワールドワイドオリンピックパートナー、ワールドワイドパラリンピックパートナーのブリヂストン(東京都中央区)が東京2020大会への機運醸成や「体を動かす喜び」を実感してもらうことを目的に展開するイベント。2016(平成28)年7月の福岡県久留米市を皮切りに全国各地で開き、11回目を迎える。

 宮里藍さん(元女子ゴルフ世界ランキング1位、東北高出身)、藤井新悟選手(車いすバスケットボール、宮城MAX所属)、萩野公介選手(競泳)、田中愛美選手(車いすテニス)、山本篤選手(陸上競技)、澤穂希さん(元女子サッカー日本代表)など10人のアスリートが参加。午前中は運動会、午後はレッスンを行った。

 運動会ではアスリートと一般参加者約300人が5つのチームに分かれ、運動神経向上を目的に開発された「コーディネーション運動」の要素を取り入れた競技に挑んだ。種目は、アイマスクをした状態でチームメートを見つけて手をつなぐ「GOGOギャザリング」、座った状態で行う玉入れ「5カラー・ボールズ」、ムカデ競技リレー「ブリッヂ a GO GO!」の3つ。参加者らは和気あいあいと楽しみながらも真剣に挑み、大きな声で応援したり全身で喜びや悔しさを表したりしていた。

 全種目を終えて、山本選手は「今日のようにチームをいろんな場所で作って、まとまった時に力は出せる。勝っても負けても、みんなで楽しむということがスポーツは大切」と子どもたちに呼び掛けた。宮里さんは「1年以上ぶりに参加させていただいて、すごく楽しかった。子どもたちも本当に元気で、私たちが逆にエネルギーをもらえるような時間だった」と笑顔を見せた。

 レッスンではアスリートが先生となり、陸上競技や水泳、サッカー、車いすテニスなどを指導。オリンピアン、パラリンピアンから直接指導を受ける機会とあり、子どもたちは真剣な表情でレッスンを受けていた。

 会場ではそのほか、オリンピック・パラリンピック競技体験や義足体験、運動神経向上につながる展示やアトラクションのコーナーが設けられ、約3900人が来場しスポーツに親しんだ。

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