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秋田の食と酒を仙台で 一番町に和食店「美味 秋藤」、稲庭うどんやランチも

土壁や木材で落ち着いた雰囲気に仕上げた店内。「料理と同じく空間に使う素材も重要」と、カウンターには県産の木材を使う

土壁や木材で落ち着いた雰囲気に仕上げた店内。「料理と同じく空間に使う素材も重要」と、カウンターには県産の木材を使う

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 主に秋田県産食材を使った料理を提供する和食店「美味 秋藤」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-724-7630)が、ぶらんど~む一番町商店街の路地にオープンして間もなく2カ月がたつ。

秋田の地酒を中心に30種類をそろえる日本酒

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 市内で「ワイン&フード アルジェント」(一番町4)、「ワインラウンジ キュベ イトウ」(中央1)、「酒 料理 さびと」(中央1)を手掛けるヴァンロード(一番町3)が6月20日に開いた。店舗面積は約25坪、席数はカウンター9席、テーブル18席。「高級な日本料理店ではなく、皆さまの和食処(どころ)としてリーズナブルに利用いただきたい」という思いから、オーナーの地元・秋田の食材を中心に使った和食を手頃な価格で提供する。

 ディナーでは、刺し身、一品料理、揚げ物、煮込み、焼き物、ご飯物、稲庭うどんなどのグランドメニューや日替わりメニューを、常時約50種類そろえる。主な秋田メニューは、「酒粕(かす)フリット」(450円)、「あきたこまちの揚げ出し」(670円)、「あわび茸(たけ)の天ぷら」(700円)、「稲庭うどんざる」(800円)、「秋田焼きそば」(900円)、「鴨(かも)肉の秋田ネギ醤油(しょうゆ)焼き」(1,100円)、「秋田短角牛の炭火焼き」(1,980円)など。「夢牡蠣(かき)の炭火焼き」(630円)や「牛タン炭火焼き」(1,500円)など宮城の食も提供する。

 ドリンクは、日本酒、ビール、ワイン、ウイスキー、焼酎、果実酒などを用意。中でも力を入れる日本酒は、「一白水成」(グラス600円)、「天の戸」(グラス700円)、「新政」(グラス1,200円~)など秋田の地酒をはじめ約30種類をそろえる(以上、税別)。

 ランチは、お重や定食などボリューム感あるメニュー約10種類を提供。「炭豚重」(700円)、「炭牛重」(1,280円)、「湧水豚しょうが焼き定食」(980円)、「豚ヒレカツ定食」(1,280円)、「横手真壁屋冷やし稲庭ぶっかけ」(702円)、「稲庭うどんざる定食(稲庭うどん・豚丼ミニ・ヒレカツ1枚・みそ汁)」(1,480円)など。

 客単価は、ランチ=850円、ディナー=4,000円。30~50代の会社員やOLなどが多く来店し、地元の食を懐かしむ秋田出身者の利用も多いという。同社取締役の斎藤孝二さんは「秋田の地酒もふんだんに用意しているので気軽にお立ち寄りいただき、料理やお酒を通して秋田をより身近に感じていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時~23時。

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