仙台駅前イービーンズで「冬の肝試し」 360秒と360度、2つの恐怖体験提供

冬休み中の若者が列を成す会場入り口

冬休み中の若者が列を成す会場入り口

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 仙台駅前の商業施設「イービーンズ」(仙台市青葉区中央4、TEL 022-266-2222)9階・杜(もり)のイベントホールで現在、「冬の肝試し」イベントが行われている。

「呪刻列車」を体験する女性3人組

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 同施設で夏に肝試しイベントを開催してきたミヤギテレビ(宮城野区)が、好評を受け初めて冬に企画した。「360秒」と「360度」、2つの恐怖体験を提供する。

 「カン視ニン~ゆめみ荘 転変編」は、心霊スポットとして恐れられている格安物件「ゆめみ荘」を舞台に繰り広げる密室探索型脱出アトラクション。立ち入った者の行動を全て見通す「カン視ニン」がいる暗闇のフロア内で、来場者は360秒の制限時間内にヒントを見つけて謎を解き、「カギ」を見つけて脱出する。同イベント担当者によると脱出の成功確率は約2%で、「怖さも魅力だが、脱出の難易度が高いので、クリアできなくて悔しいと何度も挑戦している人も多い」という。

 「VRお化け屋敷『呪刻列車』」は、数年前に事件があった路線を走るいわく付きの電車内を舞台にしたVRアトラクション。車両に刻まれた呪いが事件と同じ時刻に乗り合わせた乗客に襲い掛かる。参加者は車内を模した座席に座った状態で、HMD(ヘッドマウントディスプレー)とヘッドホンを装着し、恐怖映像をVRで体験する。

 昨年12月9日の開始から約1カ月で約8000人が来場。冬休み期間中ということもあり、学生グループやカップルなど、20代前後の若者が多く訪れているという。同担当者は「夏は涼しくなる肝試しだが、冬は大いに騒いで暑くなってもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~19時30分(土曜・日曜・祝日と1月29日~31日は11時~、最終受け付けは19時)。火曜定休(30日を除く)。入場料は、カン視ニン=大人800円・高校生以下700円、呪刻列車=600円(カン視ニンと同時チケット購入者は500円)。今月31日まで。

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