食べる

仙台の名物居酒屋「ラブミー牧場」移転再開-変わらぬ雰囲気と特大メニュー

装い新たに再開した「ラブミー牧場」の店内。テーブルや古いビールだるの椅子など、常連客なじみのものも

装い新たに再開した「ラブミー牧場」の店内。テーブルや古いビールだるの椅子など、常連客なじみのものも

  • 1

  •  

 仙台の名物居酒屋「ラブミー牧場」(仙台市青葉区立町、TEL 022-267-3031)が移転オープンして2カ月がたった。

巨大おにぎりとジャンボコロッケ

 1978(昭和53)年から36年間、青葉区一番町で営業していた同店。20~70代と幅広い層に支持され、「学生時代に来てくれていたお客さんが、息子さんや娘さん、お孫さんと3世代で来てくれることも多い」(店主の内海洋さん)というほど長年通い続ける常連客も多い。しかし、東日本大震災で出店していたビルが被害を受け取り壊しが決定。やむなく昨年9月に閉店した。

[広告]

 再開に向け物件を探していた内海さんだが、思うような移転先は見つからなかった。「場所はどこでも良かったが、1階で路面店、大人数で利用してくれるお客さんも多いので広さも必要となると、条件に合う物件がなかなか見つからなかった」

 「もう無理なのかな」と一時は諦めかけたが、約1年後に現在の物件と出合い、8月に念願の再出店を果たした。内海さんは「楽しみにしてくれるお客さんの励ましの言葉があったから、また再開できた」と目を細める。

 店舗面積は30坪で、席数はカウンター・テーブル・個室合わせて約70席。店内はオレンジと木目を基調にした温かみのある明るい雰囲気に仕上げた。廃材や古道具で手作りし独特の雰囲気を醸していた以前の店とは趣が異なるが、「これから前のようにいろいろ飾って行く予定」と内海さん。

 フードはつまみ・揚げ物・一品料理・ご飯物など20~30種類を提供し、70種類あった以前のように今後徐々に増やしていく。市民にはおなじみのボリューム感はもちろんそのまま。「昔からよく食べる若い人が多かったので、いっぱい食べてもらいたいと思って量を多くしている。少ないと何だか申し訳なくて」と内海さんは笑う。

 中でも人気は、1.2キログラム・4合弱のご飯に梅・サケ・昆布を入れてみそで味付けした同店名物の「おにぎり」(650円)、通常の4倍サイズの「ジャンボコロッケ」(700円)、開店当時から変わらない味付けの「フライドチキン」(600円)。

 ビール・ウイスキー・焼酎などのアルコール(500円~)とソフトドリンク(400円~)は計80種類以上。海をイメージしたオリジナルカクテル「パラオドリーム」「ラブマリーン」(以上600円)も提供する。客単価は2,500円。

 再開後は「待ってました」「また集まるところをつくってくれてありがとう」など、オープンを喜ぶ客からの声が後を絶たない。内海さんは「『愛と友情、笑顔を育むラブミー牧場』を合言葉に、今まで通り笑顔で帰ってもらえる店を目指してやっていきたい。店の造りは違っても以前と全く変わらないラブミーの空気を吸いにきてほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は18時~24時。

Stay at Home